昨年末、NASAがスペースシャトルの退役が予定されている2010年以降の国際宇宙ステーション(ISS)への物資補給業務をSpaceX(Space Exploration Technologies)とOrbital Sciencesの米民間2社に委託することで正式契約を結んだことに対して、別企業が米会計検査院(U.S. Government Accountability Office)に対して監査請求を行ったことが15日、明らかとなった。
GAOに対して監査請求を行ったのは政府需要の打上げ業務では市場をほぼ独占しているロッキード・マーチン、ATK、ボーイングの3社が協同で設立したプラネット・スペース(PlanetSpace)社。
プラネット・スペースでは、設立母体の3社を合わせると延べ150年にも及ぶ宇宙開発の歴史があるのにも関わらず、自社の実績が評価されなかったのは不当だとして、GAOに対して、NASAが正当に評価を実施したのか監査を実施するように求めている。
ボーイングは昨年3月には、米空軍が2月に次期空中給油機に欧州航空宇宙最大手のEADSとノースロップ・グラマンが中心となって開発を進めてきたにKC-45/A330を選定したのは不当だとしてGAOに対して監査請求を実施。GAOでは監査の結果、6月にはボーイング側の主張を全面的に認め、米空軍がKC-45/A330を選定したのは誤りであったという判断を下した。
米空軍の次期空中給油機選定問題に関してはこのGAOによる裁定のため、選定作業は改めて次期オバマ政権の元でやり直すことなども決まっていた。
画像はプラネット・スペースが開発中の補給機「Orbital Transfer Vehicle(OTV)」の想像図。
選定などに関しては、不透明さがどうしても残る。
どんな手順で選定したのか…
どんな手順で監査したのか…
そもそも、GAOは絶対なのかが分からん。
GAOに対して監査請求を行ったのは政府需要の打上げ業務では市場をほぼ独占しているロッキード・マーチン、ATK、ボーイングの3社が協同で設立したプラネット・スペース(PlanetSpace)社。
プラネット・スペースでは、設立母体の3社を合わせると延べ150年にも及ぶ宇宙開発の歴史があるのにも関わらず、自社の実績が評価されなかったのは不当だとして、GAOに対して、NASAが正当に評価を実施したのか監査を実施するように求めている。
ボーイングは昨年3月には、米空軍が2月に次期空中給油機に欧州航空宇宙最大手のEADSとノースロップ・グラマンが中心となって開発を進めてきたにKC-45/A330を選定したのは不当だとしてGAOに対して監査請求を実施。GAOでは監査の結果、6月にはボーイング側の主張を全面的に認め、米空軍がKC-45/A330を選定したのは誤りであったという判断を下した。
米空軍の次期空中給油機選定問題に関してはこのGAOによる裁定のため、選定作業は改めて次期オバマ政権の元でやり直すことなども決まっていた。
画像はプラネット・スペースが開発中の補給機「Orbital Transfer Vehicle(OTV)」の想像図。
選定などに関しては、不透明さがどうしても残る。
どんな手順で選定したのか…
どんな手順で監査したのか…
そもそも、GAOは絶対なのかが分からん。