超空洞からの贈り物

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中国、初の火星探査衛星「蛍火1号」を来年打ち上げへ

2008年12月09日 20時07分37秒 | Weblog
中国初の惑星探査衛星となる火星探査衛星「蛍火1号(Yinghuo-1)」の打ち上げが2009年10月に決まったことが6日、中国国営の新華社通信の報道により明らかとなった。

 「蛍火1号」はロシアの火星探査機(着陸船)「フォボス・ソイル(Phobos-Soil)」と同じ宇宙船を共有する形で約11ヶ月の飛行の後、火星の軌道まで到達。火星軌道上に到達後は両者は分離して「フォボス・ソイル」は火星の衛星「フォボス」に着陸。中国の「蛍火1号」は火星の軌道上から火星の環境条件等の分析を実施することが予定されている。

 火星の衛星「フォボス」に着陸したロシアの「フォボス・ソイル」は「フォボス」地表のサンプルを回収して分析を実施すると同時に、一部はカプセルで地球へと持ち帰ることを、また、「蛍火1号」は軌道上から「フォボス・ソイル」の通信を地球にまで届けるための通信中継衛星の役割を果たすことも予定されており、2ヵ国による共同火星探査計画としてはかなり革新的なものとなることが期待されている。

 両衛星の打ち上げはロシアのバイコヌール宇宙基地からゼニット・ロケットで実施され、2010年9月頃に火星の軌道に到達する見通しだ。

 地球と火星は2年ごとに再接近を繰り返しており、次の火星探査衛星打ち上げの最適日時は2009年10月に到来することとなる。米国もこのタイミングに合わせて火星探査ローバー「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(Mars Science Laboratory)」の打ち上げを予定していたが、宇宙船の開発が難航し、結局、2009年10月の打ち上げは断念する決定が下されていた。


開発失敗すればいいのに。
落ちればいいのに。
っていうか、打ち上げで失敗が1番いい。

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