NASAは4日、開発中の新火星探査ローバー「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(Mars Science Laboratory)」の打ち上げを2009年から2011年に延期したことを発表した。
当初の予定では2009年9月に打ち上げが実施され、2010年10月に火星の大気圏に突入、着陸することが見込まれていた。
「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」は総重量が1トン近くもある大型自動車並の大きさを持つ次期火星ローバー。2003年に打ち上げられ、2004年に火星に着陸した2機の「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」に比べると重量は3倍、幅は2倍と、旧型のローバーに比べると一回り以上も大きな車体に、前回を上回る豊富な科学調査機器が搭載されているのが大きな特徴となる。
しかし、ローバーが巨大化したことを受けて、火星への大気圏突入の際に実施するヒートシールドを用いた減速のためのシミュレーション実験が立て続けに失敗。宇宙船のデザインに大きな変更を余儀なくされたことを受けて、当初の予定通りに2009年9月の打ち上げに向けて全ての開発・点検・確認作業を終わらせることが困難となったことが、今回の打ち上げ延期の決定につながった。
火星と地球は2年おきに最接近を繰り返しており、次の最接近となる2009年の打ち上げのタイミングを逃すとその次に打ち上げ可能となるのは2年後の2011年まで待たなければならないことが、打ち上げスケジュールが2011年に再調整された理由。
NASAがこれまでに「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」計画に投じた費用は15億ドル(約1500億円)。計画推進には更に3億ドル(約300億円)の追加予算の投入が必要な状況となったことを受けて、今年の10月には米国議会に対して追加予算申請を提出し、予算拡張に関しては認められていたが、今回の打ち上げ延期の決定を受けて総予算は更に膨らむ事態も予想される状況となってきた。
画像はローバー本体を納める「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」の火星降下モジュールの映像。
アフォか…
デザインからシミュレーションまで、もっとちゃんとしとけよと。
火星はまだまだ謎が多いっすからね。
シドニア問題もあるし、ピラミッド問題もあるし。
軌道衛星上から、もっと詳細に調査できる衛星なんだろうか?
せっかく送るならね。重量関係もあるけど、いろいろ出来るだけ…
まぁ失敗すればシャレにならんから。
慎重に頼みます。
当初の予定では2009年9月に打ち上げが実施され、2010年10月に火星の大気圏に突入、着陸することが見込まれていた。
「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」は総重量が1トン近くもある大型自動車並の大きさを持つ次期火星ローバー。2003年に打ち上げられ、2004年に火星に着陸した2機の「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」に比べると重量は3倍、幅は2倍と、旧型のローバーに比べると一回り以上も大きな車体に、前回を上回る豊富な科学調査機器が搭載されているのが大きな特徴となる。
しかし、ローバーが巨大化したことを受けて、火星への大気圏突入の際に実施するヒートシールドを用いた減速のためのシミュレーション実験が立て続けに失敗。宇宙船のデザインに大きな変更を余儀なくされたことを受けて、当初の予定通りに2009年9月の打ち上げに向けて全ての開発・点検・確認作業を終わらせることが困難となったことが、今回の打ち上げ延期の決定につながった。
火星と地球は2年おきに最接近を繰り返しており、次の最接近となる2009年の打ち上げのタイミングを逃すとその次に打ち上げ可能となるのは2年後の2011年まで待たなければならないことが、打ち上げスケジュールが2011年に再調整された理由。
NASAがこれまでに「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」計画に投じた費用は15億ドル(約1500億円)。計画推進には更に3億ドル(約300億円)の追加予算の投入が必要な状況となったことを受けて、今年の10月には米国議会に対して追加予算申請を提出し、予算拡張に関しては認められていたが、今回の打ち上げ延期の決定を受けて総予算は更に膨らむ事態も予想される状況となってきた。
画像はローバー本体を納める「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」の火星降下モジュールの映像。
アフォか…
デザインからシミュレーションまで、もっとちゃんとしとけよと。
火星はまだまだ謎が多いっすからね。
シドニア問題もあるし、ピラミッド問題もあるし。
軌道衛星上から、もっと詳細に調査できる衛星なんだろうか?
せっかく送るならね。重量関係もあるけど、いろいろ出来るだけ…
まぁ失敗すればシャレにならんから。
慎重に頼みます。