1976年にアメリカ独立200周年を記念して行われたバイキング探査機以来、火星の空は色を巡っては様々が議論が巡るやりとりが行われてきたが、実は火星の空の色は「赤」でも「水色」でもなくカラフルなレインボーカラーであることが14日、NASAが公開した映像によって明らかとなった。
映像は今年の5月27日に火星探査ローバー「スピリット」がカラーフィルターを使って撮影した最新のカラー映像。
といっても、実際に火星の空がこのようなレインボーカラーだったわけではなく、カラー映像を合成するために赤、緑、青のカラーフィルターを使って3枚のモノクロ映像を撮影した際にカメラの前を土埃を舞い上げながら旋風が通り過ぎていったため、旋風の部分が別々のカラーで仕上がってしまったというのが、このような珍しい写真が撮れた原因。
この原理だと空は3色で写ることとなるが、実際にはカメラの前を2つの別々の旋風が通り過ぎていったため、このように空が7色のレインボーカラーに仕上がったのだろう、とNASAでは分析している。
画像一番上は3枚のカラーフィルターで撮影したモノクロ画像を合成したカラー映像。下の3枚は元となったモノクロ画像。
映像は今年の5月27日に火星探査ローバー「スピリット」がカラーフィルターを使って撮影した最新のカラー映像。
といっても、実際に火星の空がこのようなレインボーカラーだったわけではなく、カラー映像を合成するために赤、緑、青のカラーフィルターを使って3枚のモノクロ映像を撮影した際にカメラの前を土埃を舞い上げながら旋風が通り過ぎていったため、旋風の部分が別々のカラーで仕上がってしまったというのが、このような珍しい写真が撮れた原因。
この原理だと空は3色で写ることとなるが、実際にはカメラの前を2つの別々の旋風が通り過ぎていったため、このように空が7色のレインボーカラーに仕上がったのだろう、とNASAでは分析している。
画像一番上は3枚のカラーフィルターで撮影したモノクロ画像を合成したカラー映像。下の3枚は元となったモノクロ画像。