旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
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そんな旅行を書いていきます。

2024年3月24日 橿原神宮と益田岩船と今井町

2024-03-27 | 国内旅行


着くまでしらなかったのですが、富田林は築100年以上の日本家屋が連なった地区で、歴史的建造物保護地区に指定されています。
朝、朝食前に散歩に出ました。夜にご主人からこの地域の地図ももらってました。
本日も雨ザーザーザーザー――――――です。傘を持っての観光。地図は濡れてぐちゃぐちゃになり、使い物にならなくなったぐらいの雨でした。(>_<)
これだけ大きくて古い建造物があるのに対して、あまり観光地化はされていない感じでした。
時間が早いせいもあると思いますが、観光客には出会いませんでした。
ほとんどの建築物には、今も普通に住民が暮らしているそうです。大きなお屋敷もあり、維持するの大変だと思います。
カフェなどがちらほらあるぐらいでしょうか。そういうところのもよいです。
泊屋のご主人によると、2か所だけ内部に入れる古民家があるそうです。でも、朝10時からオープンで、夕方早くにクローズになるのでスケジュール的に難しく、中を見ることはできませんでした。
こういう古民家好きの方には、ここらを散歩すると感激すると思います。よく1件や2件、とびとびで古い古民家がある所はありますが、これだけたくさん連なっていると壮観です。地域のほとんど、周囲全部古民家です。

7時前にに出て7時半から朝食だったのですが、楽しくて8時までお散歩してました(^^ゞ
戻ってきてすみなせん、といった感じ。
朝食は和食と洋食が選べますが、和食にしました。
お味噌汁と焼き魚、なすのおひたし、卵焼き。ヨーグルトとキウイフルーツもつきます。満足する朝食でした。
美味しかったです。ごちそうさま。

9時前にチェックアウト。
この日は奈良の飛鳥に行こうと思っていましたが、雨がひどく、飛鳥では自転車で移動しようと思っていたので、橿原神宮に向かうことにしました。
橿原神宮、知らなかったのですが大きな神社でした。境内の前には大きな池があり、境内もひろびろ。
この2日後ぐらいにTVで愛子様がお参りされていた画像を見ました。格式が高い神社なんですね。
赤い鳥居が並んでいるところもあり、なかなかのシャッタースポットかもしれません。

飛鳥・橿原のガイドがネットであって、そこにコースがいくつかあって、そのコースに沿って歩こうかと思っていました。
橿原市観光情報サイト
 https://kashihara-kanko.or.jp/pamphlet/
PDFがダウンロードできて、古墳と巨石を見るコースがあったので。
今回あまり旅の予定を立てる時間もなく、よく見なかったんだけど、2時間と書いてあって、2時間で回れるコースなのね、と思ってたけど、2時間というのは移動する時間が2時間であって、2時間ではありませんでした。
歩き始めてようやく気が付く。(-_-メ)
今井町という、ここも伝統的建造物群保存地区にも行きたかったし、今回の旅の目的であった宿にも早く着きたかったので、どうしようかな、と。
このコース、古墳や巨石を巡るコースで歩く距離も長いし、着いてから広い敷地を散策廃り、山に登ったりならかんだで結構なきつさ。だから、カットカットで行きました。


次は樫原神宮の近くにある久米寺へ。
久米寺は小さなお寺ですが、境内に彫刻などがあって、かわいらしいお寺でした。観光客は私入れて2人ぐらいしかいなかった。
有料ですが、お堂の中にも入れます。300円だったかな?興味あって入ったけど、狭いので入らなくてもいいかな、ってなところでです。



次は歩いて15分で益田池跡。単なる跡でした。何もなかった。
歩いて10分、新沢千塚古墳群。
ここは公園になっていました。つまり広い。ぼこぼこした無数の小山が、広い敷地のそこらかしこにあります。これが全部古墳だそうです。
いくつかの古墳は発掘したのか、それとも発掘して遺品がでてきた古墳だけなのか、古墳の前に発掘したお宝の写真が掲げてあります。
このぼこぼこした無数にある小山が全部古墳かと思うと、なかなか壮観です。
でもどこまで行ってもぼこぼこした小山がある風景で、時間もないので、端まで行かずスキップ。



次は博物館だけど、ここもパス。宣化天皇陵へ。ここは沼の中に山がある、おなじみにの古墳です。外周を回るだけ。
次はいくつか飛ばして益田岩船へ。
飛鳥で大きな巨石があるということをTVで見ていて、それが益田岩船だと思ったので、ここは見ようと。移動する道は平たんな道路ですが、雨が降ってるし、距離があるし。30分ぐらいあるいたかな。
着いたことは着いた。
しかし、目指す巨石はこの感じだとかなり上の山の上にありそうで、マイナーな観光地らしく、舗装などはまったくされておらず、道はなかった.....その上雨降ってるから片手で傘持ってるし、スカートだったし、大変な道のりでした。でも見たかったので、土で雨が降ってぐちゃぐちゃになった細い急なのぼり道を上がっていく。
しかしだれもおらん。あたし一人。結構怖かった。でも、人がいた方がもっと怖い。こんなところで襲われたら逃げられない。いなくてよかった。
やっと巨石が見えた。その巨石は見たことがない雰囲気の巨石でした。ペルーとか、外国で巨石文化での巨石を見ていますが、初めての感覚。
周囲には竹が伸びており、雨が降ってるからか、薄暗い中で竹の緑は映えて、岩も黒々と光っています。
それはそれは神秘的な光景でした。
戸籍は船という名前だけあって、船のような長い石で、3mぐらいありそうです。
その巨石が小山のてっぺんにぽつんと一つ。
色は黒ですが、表と裏で表面がちがいます。つるつるとざらざら。線のような模様も一部にあります。不思議な石でした。
翌日も飛鳥地域で巨石をいくつか巡りましたが、益田岩船が一番神秘的でした。
この日泊まる宿のご主人によれば、ここは奈良のローカルな観光スポットだそうです。しかし、もっと見に来る人多くてもよい、というかお勧めしたい奈良の観光スポットです。


橿原神宮前に歩いていき、そこから今井町へ。近鉄橿原線で八木西口駅へ。
ここから歩いて10分ぐらいで、今井町という、これまた築100年以上の日本家屋が連なった地区に到着します。
今井町は奈良県のガイドブックで知りました。富田林より大きな範囲に築年数が古い日本家屋が
展開しています。ぽつんぽつんとあるのではなく、360度どこに行っても築100年以上の日本家屋が建っている解いた感じです。ここも歴史的建造物保護地区です。
公開している家屋や古民家カフェがちらほらありますが、こちらもたいていの家屋は普通に住民が生活しています。
雨のせいか、こういう古民家に興味ある人がすくないのか、日曜というのに観光客はまばらでした。
お昼を食べたていなかったので、古民家のカフェに入ったら鎌倉にもある「うのまち珈琲店」でした。こんなところにもあるのね。カフェ好きの方が写したクリームソーダのきれいな写真みて、行きたいと思ってたことは思った。
甘いトーストとさくらのクリームソーダ―を頼みました。クリームソーダはアイスが載っていますが、落とさないようにアイス入れる小さなボールが付いてます。ちなみに、クリームソーダは6種類ぐらいああって、色がきれい。写真映えします。というか、それを狙ってる商品なんですね。
公開している家屋は数件あり、入りました。たいていが無料で入れて、梁が通った屋根や、台所、居間などが見れます。けっこうTVのロケも来るようで、「伊右衛門の最初のCMで使われた縁側はここです、るろうに剣心で剣を交えた場所はここです」と説明していただきました。確かに、よい撮影場所かも。
公開していると書いてあった今西家という家屋は戸が閉まってて入れず。交流センターも凄い日本家屋らしいけど、気が付かなかった。(今ガイドみて知った(-_-メ))
天気のいい時にまた来て、明るく青い空の下でこの家屋の写真撮りたいです。


本日のお宿は「古民家の宿 勝右衛門」です。
民泊の宿で、夕食はありません。お取り寄せはあるみたいですよ。
市尾駅という駅で降りますが、橿原神宮前で乗り換えです。橿原神宮前で柿の葉寿司が売っていたので、宿で食べるように購入しました。
ご主人とはBooking.comのチャットで連絡していて、駅に迎えに来てくれるとのことで、お言葉に甘えて電車に乗る前に連絡していました。歩いても11分ぐらいなのかな。
電車から降りると、甚平を着た男性がいて、その方がご主人でした。車でコンビニに寄ってもらい、いろいろ買い込んで宿に。
御所市というところに宿がありますが、これまた築100年以上の日本家屋が連なっています。ご主人いわく、ここは薬の商売で財を成した方のお家が多いとのこと。
しかし、昔からの商売所・大阪が近いからか、こんな立派な歴史的建造物が連なる場所がこんなにもあるなんて感激!
古民家好きなら、ここらへんで古民家巡りをしてもよいかも。

「古民家の宿 勝右衛門」は、思ったとうり素敵な宿でした。本当の本物の古民家です。木枠のある入口を入ると、灯篭や獅子落としがある小さいけれどよく手入れされた日本庭園があります。雨に濡れた緑の苔が、キラキラと輝いていました。
私が雨を嘆くと、「古民家の宿 勝右衛門」の庭は雨の方がきれいとみなさんおしゃいます、と。
苔がご自慢なんでしね。たしかに、苔がきれい。
1日1組だけで、部屋は畳の2間です。1部屋にはお布団が敷かれていました。書院とちがい棚、障子がある、本格的な昔の豪邸の造りです。これが、私だけの空間に。
冷蔵庫やレンジ、食器などの設備もありました。高級ホテルまでとはいきませんが、至りれつくされです。
そしてお風呂は薪きで炊いたお湯だそうです。薪きで炊いたお湯は、お肌すべすべになるとのこと。
このお風呂、ほんとーにいいお湯でした。すっごく気持ちよくて、長風呂に。温泉でないのになんでだろうと、不思議なくらい。これって薪でたいただけ効果なんでしょうか?薪マジック??

部屋に戻り、買ってきた笹の葉寿司とスイーツなんかを食べて、TV見たりスマホ見たりしてまったりしました。


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