精神の傷跡とは
いったいどれほど続く苦痛の道なのか。
肉体はもちろん
感情さえも破壊する
「戦争」
という悲劇のその先で
はたして
その傷は癒えるのか?
どうすれば
その罪は赦されるのか?
生き残ること
それはつまり
終わりなき苦難を受け入れること。
終わりの見えない苦難だと
理解っていてなお
それでも
生きる希望を探してもがき
生きる理由を探して足掻く。
彼女たちの
彼らの
そして
わたしたちの
未来に。
生きる未来に
光は
射すのだろうか?
【戦争と女の顔】
2019年製作 ロシア
監督 カンテミール・バラーゴフ
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