毎年、お稽古場には早めに雛人形を飾っています。
雛人形とともに、大事にとっておいた思い出の品や頂き物を一斉に箱から出してお披露目します。
ケースに入った雛人形は、子供の頃いただいた木目込み人形。
手前には、ちいさなちいさな豆雛が並びます。
掛け軸には、亡き母が作った色紙を。
こちらの茶器は、母の嫁入り道具や旅行先のお土産の九谷のものです。
この香水瓶は、友人から中国土産でいただいたもの。
端午の節句にはまだ早いですが、兜も一緒に飾ります。
着物のお人形は、中学校の修学旅行の東京で買い求めたもの。
かつらを変えて遊びます。外国の方向けのお土産物のようで、英語で解説が書かれています。
古いものばかりですが、昔の思い出や、頂いた方のことを思い出しながら飾り付けをしていると
華やいだ気持ちになります。
雛節句が近づくと、ひなあられなどの雛菓子も並べてますますに賑やかになります。
雛菓子を食べながらお茶をいただくと、思い出話が尽きません。
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