弥生パンダの独り言

今日も元気に

自己肯定感1

2014-06-23 | 日記
梅雨お見舞い申し上げます。空き地で咲いていた奇麗な花をお家でも。


メイちゃんは雄雌合わせても、猫の個体としては身体も大きく尻尾も長いので猫の目からは相当大きく見えるはずです。
頭の良さも目をみはるものがあります。
頻繁なじゃれ遊びのお蔭か、筋肉は隆々としています。
メイちゃんが家に来て初めて病院に連れていったとき、キャリーバッグを噛み切り、穴をあけて出たほどの気性の激しさも持っています。

ケンカは身体の大きさ、気性の激しさ、腕力と頭のきれで勝負が決まると思っていました。。。

一昨日の茶猫ちゃんはメイちゃんより身体は小さいか同じくらいの大きさ。
どう考えても、どこをとっても他の猫にケンカでは負けないはずなんですが。。

違った意味でケンカに一度も負けたことがないチャー君と比較しても、メイちゃんの方がケンカに勝つ条件は断然優位です。
では、このチャー君とメイちゃんの違いはというと、

チャー君は母猫を知らずに育ちましたが、それに引けをとらぬ愛情を弥生パンダ、執事さんがたっぷり注いでいます。
当時一緒に住んでいた猫たちもチャー君をそれはそれはかわいがってくれました。

チャー君にとって、猫たちは自分を受け入れて当たり前。
人間も、チャー君の意向通りに動くのが当たり前。
不快な感情なんて知らないはず。不自由さも知らないはず。常に快適なのが当たり前。
チャー君の脳には人間、猫からNOを言われる発想さえなく、オールYESが当たり前。
つまり自己肯定感のかたまりでした。

メイちゃんと2年間暮らして解ったことが。
おそらく母猫とは早く引き離され、人間の身勝手な飼い方をされていた。
男女2人と一緒に暮らしていたが、男性の方が猫嫌いだった。
お布団の上を歩くことを禁じていた。
仔猫なのにじゃれること、走り回ったりしたら気に入らず、暴力をふるわれていた。
その叱り方は感情をあらわにし、怒りのままメイちゃんを足で蹴ったり、殴ったりしていた。
時々腰が抜けたような時があるが、小さいときに床に投げつけられたかふまれたか、いずれにせよ命の危機があったようだ。
幼いメイちゃんにとっては、恐怖の上に存在を否定されていた。
無責任な飼い主で、まったく愛情を注がれていない環境だった。

小さいときに自分のやりたいことができず、愛情もなく、好奇心で動こうものなら即怒られる。しかも暴力で怒りをぶつけるやり方です。
こんな環境にいたら自信はまったく持てず、自己卑下をし、最悪存在自体を否定したくなるかもです。
自分の動き、好奇心は、すべて人間にとっては怒りの対象になるものばかり。
暴力をふるわれることで恐怖心がますます増大していくメイちゃんの脳では、YESと言われることなく、常に否定されているのが当たり前。
自己否定感でいっぱいになります。。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。