弥生パンダの独り言

今日も元気に

猫と葛根湯

2016-11-28 | 日記
猫に葛根湯を飲ませても大丈夫かというご質問がありました。

私の友人であり知り合いの漢方医から猫が風邪の時には葛根湯を飲ませたらいいという話を聞いています。
この医者は東南アジア、中国の森に分け入って薬草を探しているチョット変わった人ですが
漢方に関してはとても信用のおける人です。

ツムラで言いますと

通常の風邪だったら
⇒①の葛根湯を
鼻炎、鼻づまりがひどいようだったら。鼻ウィルスに感染している仔も
⇒②の葛根湯加川芎辛夷(カッコントウカセンキュウシンイ)を。

**与える量は耳かき1かきくらいからはじめる
(以前アップしたブッチ君の場合は息ができないくらいのひどい鼻ウィルスでインターフェロン、抗生物質を飲ませていたので葛根湯の量を多くしました)

葛根湯を飲まなかった場合。
その仔がマタタビを受け付けるのであれば
免疫をあげるためにマタタビを。

**与える量は耳かき2かきくらいからはじめる

もし
地域猫のように外にいる猫ちゃんに与えるようなら
マタタビを摂取すると興奮して車道に飛び出したりして事故になるケースが考えられます。
その時は
**耳かきの1かきくらいで様子をみてください。

摂取し始めると鼻水が大量に出始める時があります。
これは身体から鼻水を出そうとしている好転反応の場合がありますので、様子をみて加減をしてください。

日本では医者が薬学のことをあまり勉強もせずに患者に薬を処方していますが
獣医はそれ以上に薬のことは勉強していません。
それなのに漢方の葛根湯は危ないとか、マタタビを与えるなんてもってのほか
という免疫の何たるかもわからない獣医がたくさん開業して動物の治療をし
薬を処方しています。

地域猫で事故で口が閉じなくなった「坊ちゃん」
この寒暖差で体調が悪くなるのが目に見えていますので
免疫をあげるよう食事にマタタビをほんの少し混ぜるようにしています。
(葛根湯を混ぜた食事は食べないんです。。)

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