歌には歌詞があります。そしてストーリーが。
〈神奈川県相模原市のボーカル教室カヌマミュージックスクールです〉
でもその歌詞、ストーリーを表現しようと歌っていますか?
メロディを憶えて、そのメロディに言葉をあてはめているだけでは、ただ声を出しているだけ。
自信をもって聴かせられる「十八番」がある人とただレパートリーの数を自慢している人。
1曲1曲にはストーリーがあり喜怒哀楽があります。
ただ声を出して歌っているのでは・・・
だいぶ前に、おつきあいで昼オケのお店に行った時、隣に座って歌を聴いていた女性がお連れの方に「あ~あ、またあの人(男性)出てきたわ、もういいわよ。だって何歌っても同じだもの。ただの自己満の歌を何曲も聴かされるこっちの身にもなってよ」と話していました。
ふうん、と思って聴くと、悲しい歌なのに悲しくない。 そのあと出てきた時の歌は楽しい歌なのに楽しくない。
なーるほど、お隣の女性の言う通り (´ー`*)ウンウン
その男性は一緒に来ていたお仲間に「あれ歌って」「これ歌って」とリクエストされると、嬉しそうに「はいよ」と言って歌うのですが、何を歌っても喜怒哀楽のない同じ声で歌うのです。歌心のない歌の典型です。
歌心がある人とない人。
歌詞の中のたった一言でも共感できる言葉があったなら、ただ声を出しているだけの歌ではなくなります。
そして、
1961年、ムスタキの最初のアルバム「Moustaki 」から「Les amours finissent un jour」(恋はいつかは終わる)恋の破局を歌った歌です。
この歌は生徒のYさんとレッスンしました(日本語で)
そのYさんは全身にガンが転移していて、しょっちゅう手術入院していますが、いつも前向き。もちろん辛くてしんどいと思いますが、そんなことは微塵も見せずに歌を楽しんでいます。かなり高齢ですが、いつもオシャレ。
会う度にいつもこちらが元気をもらっています。
歌が生きがいよというYさん。
クイーンが大好きで展示会に行ったり、クイーンの詩集を買って楽しんでいます。
原曲の訳詞に目を通して聴くとグッときますよ。
できれば🎧で
Georges Moustaki Les amours finissent un jour
恋はいつかは終わる 原曲の和訳
恋はいつかは終わります。恋人たちは長く愛し合うことはできません。
夏の恋よ、もう君を惜しむことはありません。もう冬が来ています。
もうすぐ空は大きな雲に覆われます。その雲は私たちの恋の悲しみよりもはるかに重たいです。
恋はいつかは終わります。恋人たちは長く愛し合うことはできません。
もう私のことを思う必要はありません。君を待っている言葉を言う人は他にもたくさんいます。君に新しい春をもたらす人もいる。過去を忘れさせてくれる人もいる。過去をやり直させてくれる人もいる。
恋はいつかは終わります。恋人たちは長く愛し合うことはできません。
もう苦しむ必要はありません。なぜ苦しんだり泣いたりするのか。
太陽の下では何も新しいことはありません。すべてがとても似ています。これからは、私たちが愛し合っていたことを忘れたほうがいい。
恋はいつかは終わります。恋人たちは長く愛し合うことはできません。
でも私たちは違っていました。ずっとずっと愛し合えたはずです。
注:日本のコピーは参照のために公正である 注:歌詞すべては所有者の特性そして版権である。 歌詞は教育の目的のみで掲載されています。
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