相模原市のカヌマミュージックスクールです。
8回目のテーマは…
“ロングトーン(長い音符)をゆっくり”です。
皆さんは語尾を含むロングトーンが一曲の中で占める割合は
どのくらいになると思いますか?
Jポップなど、ポップスでは3分の1くらい。
演歌ではそれ以上になります。
その3分の1が声を伸ばそうと力んでいたり、逆に力なくふらついていたら
どうでしょう。
歌をズレずに音程もとれて歌えたとしても不安定ですよね。
ロングトーンの扱い方次第で歌はビシッとしまり、聴き応えのあるものに
なります。
なかなか文章で伝えるのはむずかしいのですが、
今回は 若い女性のために中島美嘉さんの「雪の華」の一節でご説明いたします。
例題曲とすることで、作詞・作曲家、レコード会社そして中島美嘉さんの
お許しをお願いしたいと思います。
知っている人は口ずさみながら読み進んで下さい。
“のびた影を舗道に並べ夕闇の中を君と歩いている
手をつないでいつまでもずっとそばにいれたなら泣けちゃうくらい”
その次に “風が冷たくなって冬のにおいがした” となるのですが
“風が”の「が」が2拍のロングトーンです。
やってみて下さい。
まず“風が”の”が”に力をいれて歌って下さい。
「が」は強くてもすぐ苦しくなるのでは。
では今度は“風がの「が」をゆっくり歌ってみて下さい
「が」の後に母音の「アー」がしっかり響いてくるでしょう。
どうですか?これがクレシェンド(だんだん強く)です。
このようにロングトーンでは子音(この場合は「が」)を伸ばそうとかせず、ゆっくり
言えれば、その後に続く母音がしっかり響くものなのです。
最後にもう一度、語尾を含むロングトーンでは子音に力をいれて伸ばすのではなく
ゆっくり歌ってみて下さい。
相模原市のカヌマミュージックスクールです。
昔はカラオケがなく、歌の好きな人は
ギタリストやピアニストのいるお店で
歌本を片手に歌っていました。
もちろん上手い人もいれば そうでない人も・・・
でも合わせてもらえるという安心感がありました。
ひどい人になると自分が下手なのを棚にあげて
まちがえるとプレイヤー(伴奏)のせいにしたりして・・・
いずれにしても“歌う人が主役”の時代だったのです。
時は流れ、今ではカラオケ全盛の時代!!
でもカラオケは歌う人が遅れようが待っててくれる訳もなく、
合わせてくれる訳もなく・・・
そこで歌う人はカラオケに合わせようという
歌い方になってしまったのですね。
“カラオケが主役”で歌い手は 脇役。
本当の主役はどっち??
ですからTVの画面の歌詞の色変わりなんかをあてにせず
しっかりリズムに乗って歌えるように練習して
“主役の座”に返り咲いて欲しいものです。
あくまでもカラオケは“伴奏”なのだから!!
神奈川県相模原市のカヌマミュージックスクール
my old diaries
歌詞があると場面、情景などが決まってきますが
曲だけだと 聴く人によって思い浮かべる場面、情景などひとり、ひとり違うものです。
それって素敵なことですよね。
古い日記帳、そして懐かしい思い出。
相模原市のカヌマミュージックスクールです。
7回目のテーマは…
俗に言う“腹から声”です。
前回のレッスンで、寝ながら歌うのはいかがでしたか?
胸でなくお腹を使って呼吸し歌うことを感じていただけましたか?
それを一歩進めると「腹から声」となります。
腹から声を出せと言ってもお腹から声が出る訳がありません。
あなたが口先で歌っていたら、
それを見てもっと腹から声を出せと言うことになります。
声は全身運動で出しているものです。
それを口先だけではそう言われてしまうのも当然です。
寝ながらお腹で呼吸し歌うことが感じられたら、今度はお腹の上に
重いもの(電話帳など)を乗せてやってみて下さい。
重さで、お腹はへこまされようとします。
そこでふんばってくれるのが腹筋なのです。
お腹の中に風船があると思って下さい。吸った息が風船をふくらませた
のに、それを一気に吐き出したら風船がすぐしぼんでしまいます。
吸った息を一気にでなくゆったり声として吐き出すために風船をすぐに
しぼませないために、腹筋が使われるのです。
カヌマではレッスンで寝て歌ってもらう訳にはいかないので、
両手に重いものを持って歌ってもらっています。
まず、重いものを両手にぶら下げると、肩が上下しにくくなります。
(胸式呼吸がしにくくなる)したがってお腹で呼吸し歌うことになります。
やってみて下さい。実感できるはずです。
カヌマでは鉄アレイを両手で
女性なら片手に3kg、男性なら5kgをぶら下げて歌ってもらいます。
誰でもお腹を使って歌うことが出来るようになります。
声に力を入れ 口先で歌うのではなく、体から発散していく声を
実感して下さい。
これもカヌマ独自の方法です。
注意・・・ただし 重いもののぶら下げは 腰、ひざの悪い方はやめてくださいね。
相模原市のカヌマミュージックスクールです。
以前(2年前)相模原市民交響楽団のチェロ奏者から「ご相談があります」という電話がありカヌマの教室にきていただきました。
ものすごく分厚い楽譜持参で「実は次回の定例コンサートでチェロのソロパートがあるのですが」といいドレミでソロパート部分をものすごい速さでそのメロディを聴かせてくれました。
「みんなと一緒に弾くところは楽譜通りでいいのですがソロパートをどう表現すればいいのか」自分のチェロの先生は「自分らしくお弾きなさい」というのですが・・・
〈カヌマ〉
もうソロパート部分を暗譜しているのでしょ。
でも弾くとき頭の中ではドレミで歌っているのではないですか?それではやっぱりただ楽譜通りに弾くことしか出来ないと思いますよ。
そうではなくそのメロディに合った“歌詞”を考えて その歌詞を頭の中で歌いながら、もしくは口ずさみながら弾いてごらんなさい。
言葉には情景、例えば「港」と思えば誰だって港の景色を思い浮かべるでしょ。もちろん音符はものすごく大事ですが言葉は“明確に”メロディを表現すると思いますよ。
わかりました、と彼は目を輝かせて帰っていきました。
相模原市のカヌマミュージックスクールです。
レコード針
今では全くといっていいほど、使われなくなりましたが
(マニアの人だけ?)、前はレコードで音楽を
楽しんでいました。
レコード針からもれる小さな針音さえも、
今では懐かしく、愛おしく思い出されます。
レコードをターンテーブルに乗せ、スタートすると、
レコード針のアームが下りて来て(それ以前は自分で乗せて
いました)、音楽が始まります。
レコードが廻り、針は同じ位置で溝をなぞってゆきます。
これを歌に例えてみましょう。
レコードでは針は同じ位置で溝をなぞり、
決して針が廻ってゆくわけではありません。
針を押さえつけたり、動かしたら
レコードは壊れてしまいます。
歌で“力む”というのは
そういうことですよ。
皆さんの歌では
針を押さえつけたり、無理に動かしていませんか?
メロディに乗っていればいいのですよ。
針という“声”が!!
相模原市のジャズボーカルレッスン カヌマミュージックスクール
今日は教室の定休日(金曜日)そこで映画「アベンジャーズ エンドゲーム」を見てきました。
映画の最後に流れていたのが この歌。邦題は「お久しぶりね」
Oさんが或る会で歌う歌のレッスン風景です。
It's been a long, long time
(Verse)
Never thought that you would be standing here so close to me.
There’s so much I feel that should say
But words can wait until some other day
(Chorus)
Just Kiss me once, and kiss me twice
Then kiss me once again
It's been a long, long time
Haven't felt like this, my dear,
Since can't remember when,
It's been a long, long time
You'll never know how many dreams
I've dreamed about you
Or just how empty they all seemed without you
So kiss me once, then kiss me twice
Then kiss me once again
It's been a long, long time
そしてもう一曲 The good life も続けてお聴きください。
The good life,
Oh, the good life,
full of fun seems to be the ideal
Mm, the good life,
let's you hide all the sadness you feel
You won't really fall in love
for you can't take the chance
So please be honest with yourself,
Don't try to fake romance
It's the good life
to be free and explore the unknown
Like the heartaches
when you learn you must face them alone
Please remember I still want you,
and in case you wonder why
Well, just wake up,
kiss the good life goodbye
音声レッスンのご感想 よろしくお願いいたします。
注:日本のコピーは参照のために公正である
注:歌詞すべては所有者の特性そして版権である。
歌詞は教育の目的のみで掲載されています。
相模原市のカヌマミュージックスクールです。
Sさんより・・・
じつは娘が少し音程をはずしながらうたっていることを少し気にしていたので、
ブログの記事を読ませていただきました。
私自身はうたっていないのですが、、、。参考にさせていただきます
<カヌマ>
大きな声は出るのですが音程が??
皆さんの中にも思い当たる人は多いのではないですか?
口の中で音がこもり、音程が取れない、いわゆる“音痴”??
とは違いますが、やはり音程がしっかりしないことには
歌にはなりません。
こう思ってください。
ピアニストがなめらかな指使いでメロディを弾くのと、指1本で
メロディを懸命に追いかけているのの違い。
ドレミファを ラララララララ~とよどみなく“舌先の動き”
(ピアニストの指使い)で歌えるのが“発声”。
ラ・ラ・ラ・ラ・・・と声でラを言い一音、一音 音程をとると、
どこかのラに力が入れば音ははずれます。
TVの画面にクギ付けで色変わりの字を目で追いかけて歌っているのは
指1本で鍵盤をにらみつけてピアノを弾いているのと同じですよ。
ボイストレーニングとは、なめらかな指使いで弾くピアニストのように
歌を歌うトレーニングです。
相模原市のジャズボーカルレッスン カヌマミュージックスクール
神奈川県相模原市のジャズボーカルレッスン カヌマミュージックスクールです。
Oさんの歌で Tea for two
もともとの歌はゆったりした歌ですが今回聴いていただくこの歌はとってもリズミカルなラテンジャズ。
カヌマはこのアレンジ、とっても気に入っているんです。
なんだか可愛くてワクワクします。
何度聴いても嬉しくなちゃいます。
Picture me upon your knee,
Just tea for two and two for tea,
Just you for me and me for you, alone!
Nobody near us,
To see us or hear us,
No friends or relations
On weekend vacations
We won't have it known, dear,
That we own a telephone.
Day will break and I will awake
And I start to bake
Sugar cake for you to take
For all the boys to see.
We will raise a family,
A boy for you , a girl for me,
Oh, can't you see how happy we would be
相模原市のボーカルスクール カヌマミュージックスクールです。
<ご質問>
人も増えてきて、いいページはきちんと評価されるんですね。
ところで今日はカラオケ。
上のラまではうまく出るのに、その上になると響きが落ちてしまいます。
地道に練習するのか、裏声に近い形で力まず抜いたほうがいいのか?
ないしは別の方法があるのか?教えてください。
<カヌマ>
ラ まで出るとはすごいじゃないですか。僕でも安定して出るのは シ までですよ。それ以上になるとやはりミックスボイス(地声と裏声の)かな。それには ハナの音でン・ン・ン・ンと音程を上げていってンアー、ンエー・・・。やってみてください。
ありがとうございます。早速やってみます。
原曲のキーのままで小田和正を歌いきりたいから。
シまで安定して出るようにしたいです。
神奈川県相模原市のシャンソンレッスン カヌマミュージックスクール
Aさんとのレッスン風景はシャンソンから「 初日の夜 」
ドラマチックなこの歌はとにかく歌詞に耳を傾けて聴いていただきたいと思います。
そして思わず引き込まれてしまう歌唱、グッときますよ。
初日の夜
開幕を知らせる ベルが鳴り響き
舞台の幕が今 上がろうとしている
音も無く静かに やがて幕が上がり
舞台の中央に 貴方が立っている
「その美しい立派な姿はまるで見違えるようだった
でもあの頃の貴方はもうそこにはいなかった」
長い列を作り 私は切符を買った
新しいスターに 拍手を送ろう
アンコール アンコールの声が 会場を埋めて
詰めかけた人たちに あなたは微笑む
貴方が居なくなってから 今日まで 捜し続けてた
あんなに愛し合った二人だから
こみ上げる涙を こらえきれなくて
人目を避けるように ロビーに出てたわ
長いメロドラマの終焉の日だわ
楽屋の前までは 行ってみたけれど
おびただしい花束に 今は遠い貴方を知った
その時 一人 心に 別れを告げた・・・・・
相模原市のボーカルスクール カヌマミュージックスクールです。
6回目のテーマは…
“寝ながら腹式呼吸を覚えよう”です。
まず腹式呼吸を特別なものと考えている方が多いようです。
どうやって息を吸うのか?
お腹をどうすれば…?etc.・・・。
でも誰もが毎日していることなのですよ。
寝ている時(あおむけ)
かけている布団がお腹部分で上下していませんか?
息を吸うと布団が上がり、吐くと下がる。腹式呼吸です。
皆さんの中に歌っている時、息を吸うと肩・胸があがったりしませんか?
これは胸式呼吸、浅い呼吸です。
例えば思いきり走った後ハァハァと肩・胸を上下させて呼吸しますよね。
苦しいからでしょう?
逆に気持ちよさそうに寝ている人(布団の上下)は
いかにもリラックスしているようです。
余裕があるのはどちらですか?
さぁ、やり方です。
あおむけに寝て、CD・テープ等をかけ、歌ってみましょう。
この状態で肩・胸を動かして呼吸しますか?
しないでしょう?
腹式呼吸で声を出すしかないのです。
それを毎日くり返し
お腹の呼吸で歌うということを体に覚えこませましょう。
誰でも出来ることです。
試してみて下さい。
神奈川県相模原市のカヌマミュージックスクール
神奈川県相模原市のカヌマミュージックスクールです。
stay with me
歌詞があると場面、情景などが決まってきますが
曲だけだと 聴く人によって思い浮かべる場面、情景などひとり、ひとり違うものです。
それって素敵なことですよね。
ちなみに
stay with meから思い浮かぶ景色、情景は?
どうぞお聴きください。ご感想 よろしくお願いいたします。
神奈川県相模原市のカラオケ教室 カヌマミュージックスクール
Nさんとのレッスン風景です。
1コーラスを2回続けてお聴きください。
2回目はカヌマが ハナのひびき をかなりオーバーにNさんと一緒に
歌いました。迫力の違いがお聴きいただけると思います。
北の漁場 北島三郎 詞 新條カオル 曲 桜田誠一
いのち温(ぬく)めて 酔いながら
酒をまわし飲む
明日の稼ぎを 夢に見て
腹に晒(さら)し巻く
海の男にゃヨ 凍る波しぶき
北の漁場はヨ 男の仕事場サ
沖は魔物だ 吠えながら
牙をむいてくる
風にさらした 右腕の
傷は守り札
海の男にゃヨ 雪が巻いて飛ぶ
北の漁場はヨ 男の遊び場サ
銭のおもさを 数えても
帰るあてはない
二百浬(カイリ)を ぎりぎりに
網をかけてゆく
海の男にゃヨ 怒濤(なみ)が華になる
北の漁場はヨ 男の死に場所サ
音声レッスンのご感想 よろしくお願いいたします。
注:日本のコピーは参照のために公正である
注:歌詞すべては所有者の特性そして版権である。
歌詞は教育の目的のみで掲載されています。