歌がうまくなりたい

「誰にでもわかる」「実感できる」カヌマミュージックスクールのレッスン風景

高い音が続くフレーズがうまく歌えない!!

2019年10月08日 07時36分30秒 | ワンポイントpart2

相模原市のカヌマミュージックスクールです。

 

サビなどで、高い音が続くフレーズ(一息で歌う)が

苦手な人は多いのでは??

 

特に高音のロングトーン(長い音符)から始まるフレーズは、

「声が続くかしら?」

 

皆さんは声でその音程(高音)をとろうとするでしょう?

力が入りますよね。

力めばスムースに口が動かず、のど声になり、ヒィー・・・

 

また「あそこは大丈夫かしら?」「声がかすれるんじゃないかしら?」

と怖がりながら歌うと、体は固まり、のどは閉まり、

「やっぱりうまくいかなかった」ということになります。

 

例えば、ピアニストが曲の中で高い音が続くからと、

力を入れて乱暴に弾きますか?弾かないでしょう。

 

じゃぁ、どうすれば??

 

簡単です。

 

まず、そのつらいフレーズをグッと下げて、歌ってみてください。

低くすれば、声に力が入らず、ことばもスムースに言えるでしょう。

 

では、もう少し音程を上げてそのフレーズを歌ってみてください。

 

そして、だんだん上げてゆけば、声を張り上げなくても、

口も、ことばもスムースなまま、オリジナルの高さに

もってゆけるでしょう。

 

例題として、「忘れてしまいたいことや~~」で始まる

「酒と泪と男と女」のサビ。

 

「飲んで、飲んで、飲まれて飲んで」・・・・結構しんどいですが、

これを① ② ③ の順で歌ってみてください。

 

                ③ 飲んで飲んで~(オリジナル)

 

         ② 飲んで飲んで~(すこし上げて)

 

① 飲んで飲んで~(楽な高さで)

 

どうですか?

口に力が入らず、ことばもスムースにつながり歌えたでしょう。

弱くもならず。

 

歌を声、声と思い、声で音程をとると、

高い音はいつまでも苦しいものですよ。

 

 

低音のフレーズが苦手なひとは、その逆をやってみてください。

低音もチャンとことばが言えますよ。

 

試してください。


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