かんちがい

、かも知れないけど、思いついたことを書いていく、ヤマサキタカシの日記です。

アニメ「スーパーカブ」炎上に思うこと

2021年05月29日 | Weblog
問題になっているのは、第6話後半で小熊ちゃんと礼子さんがカブで二人乗りしているシーンとのこと。

その冒頭で小熊ちゃんのカブは調整して52ccの黄色ナンバーになっていたので、見た時に思っていたのは、礼子さん荷台に座っておしりが痛そうだなー、くらいでした。

というわけで唐突にアニメ「スーパーカブ」炎上のニュースをスマホで見た時には、何が問題だったのかさっぱり分かっていませんでした。

問題は、小熊ちゃんが中免取り立てホヤホヤだったからとのこと。
免許取得後1年間は二人乗り禁止。

あー!そういやそうだったなぁ。
おじさんすっかり忘れてたよ。


あまり細かくはニュースのネット民のコメントは読んでいないのですが、わりと、フィクションなんだから細かく言うなよ、という擁護のコメントが多いような気がしました。


前回のブログで感想文を書いたので、炎上についてもわたしなりの思いを書いてみようと思ってあれこれ考えてみましたが、わたしはちょっと違う結論に至りまして。

むしろ、フィクション・夢に、ちょっとヒビが入ってしまったなぁ、という気がしてきました。


小熊ちゃん・礼子さんというのは、前のブログでも書きましたが、カブの擬人化としてわたしは解釈していたので、まぁこんな女子高生いねーよなぁ、ファンタジーだよなぁという感じで見ていました。

時々スピードメーターが写るカットがあるのですが、カブに乗りたての頃は小熊ちゃんは20kmしか出していませんでした。
慣れてきても、30km以上は出していませんでした。

原付で30km厳守するなんて(都合により略)、でもまぁそれが小熊ちゃんらしさなんだろうなぁ、と思っていたのでした。

それが急に、修学旅行の自由行動をバックレて、二人きりで別行動をとり、道路交通法にも違反するという、ある意味「普通の女の子」になってしまったと。

炎上しなければ気づかなかったかもしれませんが、言われてみるとなんだかふと、娘の急な成長に戸惑うお父さんの気分がしないでもない。

擬人化という解釈に基づくと、小熊ちゃんのカブも改造を加えられているので、小熊ちゃんのキャラにも多少変化があってもいいとは思うし、むしろ変わっていくんだろうなぁと思っていましたが、ちょっと急すぎておじさんはついていけてないかもしれない。


以前、国民的人気のあったアイドルグループのメンバーが、未成年で喫煙していたとの報道を受け、謹慎させられて…という出来事が現実にありましたが、それに近いものを感じました。


もっと夢を見させてくれよー
リアルに引き戻さないでくれよぉ、って感じです。
まぁおじさんたちの夢など、犬も食わないでしょうけど。


物語を作るって難しいですね。
とりあえず今期は最後まで付き合うつもりですから!
期待してます。