かんちがい

、かも知れないけど、思いついたことを書いていく、ヤマサキタカシの日記です。

河合隼雄という人物について

2021年02月05日 | Weblog
さて、2月になりまして、今期アニメも一ヶ月が過ぎたわけですが、私自身としては、続きが気になっちゃう感じが嫌でまとめて見ることが多く、まだあまりじっくり見ていません(笑)

でも今期は私の好きな異世界アニメ、いわゆる「修行アニメ」もしくは「ク○アニメ」が豊作そうな感じなので、少し期待しています。

あと意外に思わないで欲しいのですが、実は女の子ばかり出ているアニメはあまり見ないのですが、ゆるキャン△は割と違和感なく見られたアニメなので、二期にも期待しています。

と言いつつ、個人的に一番楽しみなのはDr.STONEですね!


というわけで、先月の続きで、今回は河合隼雄先生について書いて行きたいと思います。


(写真は新潮文庫「こころの最終講義」の表紙より)


ペルソナ4ゴールデンというゲームでユング心理学について興味を持った私は、もう少し詳しく知りたいと思い、図書館に本を探しに行きます。

心理学の棚のユング心理学のコーナーに、ずらーっと河合隼雄著作集が並べられており、まずはその第1巻の「ユング心理学入門」を借りて帰りました。
クリーム色のハードカバーの、小難しそうな学術書、という感じの見た目なのですが、
(写真は今借りている第5巻)



読み進めると、めちゃめちゃ読みやすくて、どハマりしてしまいました。

河合先生は元々は高校で数学の教師をしていたということもあり、高校生でも十分読める内容にしているとのことでした。
まぁ確かに人生経験というか、色々な人に会っていなければ分かりづらい話などもあると思いますが、使っている文言などは特に難しいこともなく、「〇〇学入門」という本にしてはトップクラスに分かりやすいことは間違いないでしょう。

また難しい事象を説明するときも、臨床心理学者としての実際の出来事などを交えて書いておられるので、よりイメージとしてつかみやすくなっています。

結局この本に関しては、文庫版を購入しました。
(岩波書店 <心理療法コレクションI>ユング心理学入門)
時々ブログを書くときも参考にしています。




そんな河合先生は、昭和3年生まれの方ですでに2007年に亡くなられています。
私が本を初めて読んだ時にはもう亡くなられていました。

京都大学名誉教授だった方で、文化庁長官を務めておられたこともあるそうです。
だからなんだ、と言われてしまうとそれまでですが、ユング心理学というとオカルトに分類されてしまうこともあるので、社会的に認められていた人物だったということは意義深いと思います。

とにかく多作な方なので、いつ寝ていたのだろうと思いますが、学生が質問に訪れても、「今は忙しい。本に全部書いてあるから本を読んでくれ」という塩対応(笑)もされていたと、何かで読んだ覚えがあります。
まぁそれほどに濃い内容ではあるのは間違いないかなぁと思います。


入門書とはいえハードルはそれなりに高いので、そのような方には「こころの処方箋」(新潮文庫)をお勧めします。
臨床心理学者としての経験をもとに、色々な人生のヒントが書かれており、特に難しいユング心理学の用語などは使われていません。
一般の人生コメンテーターとは違った視点から書かれているので、面白いと思います。



例えば、明日仕事があるのに麻雀がしたくて仕方がない場合には、とりあえずやっちゃえ、とか(笑)、ファミコンから子供を引き離したいのなら一度どっぷりやらせてしまえ、とか(笑)
また逆に、普段は60点でいいけれど、人生には100点以外はダメな瞬間がある、といったことも書いてあります。

ただ河合先生の持ち味は「バランス感覚」だと思うので、言葉だけ切り抜くとちょっと誤解を招きそうですが、文章全体を見ると、あぁなるほど、と思うので、上の言葉を読んで、んん?ってなった方は、ぜひ実際に読んで欲しいと思います。


それで、図書館で借りた著作集の話に戻りますと、最初の2巻くらいは読んだと思うのですが、ちょっと情報多過になってしまった気がしたので、しばらく本は読んでおらず、とりあえず自分の中の情報だけであれこれ考える日々が続きました。
と書くとちょっとカッコいいですが、もしかしたら単純に飽きただけかも知れません(笑)

しかし、最近アニメ評をユング心理学に絡めて書くようになったので、さすがに自分の中の情報だけでは足りなくなり、それで上の写真にあげた第5巻の「昔話の世界」を今は読んでいます。

年のせいか集中力が保たないので、なかなか読み進めませんが、それでもアニメに結びつけられそうな考えが色々書いてあります。
まぁ私は心理療法にそれほど興味があるわけではないので、どちらかというと、こっち系の話の方が興味は持てます。

あとは友人に「ウソツキクラブ」という河合先生の本を勧められたので、そちらもいつか読んでみたいと思っています。


今回、私のユング心理学について書くことは、大体河合先生のパクリだということをお知らせできたので、これで心置きなく好き勝手書けるような気がします(笑)

次は前にチラッと書いた、「ドラゴンボールZのヒロイン」について書いてみたいと思いますが、もしその時に他の熱いアニメがあったらそちらの方を書くかもしれないので、変更した場合は申し訳ございません。
ちょっとゆるキャン△で書きたいネタもあるので、二期を見て面白かったらそっちにしてしまうかも知れません。


最後まで読んでくださりありがとうございました!



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