ボディビルのデビュー戦となった8月7日の愛媛県男子ボディビル選手権大会から1カ月。
体重を92kgから80kgに絞ったまま、9月4日に開催される第20回中四国男子ボディビル選手権大会に挑戦した。
前日は21時30分まで職場で仕事をして、朝5時00分に起床。
松山観光港から7時30分のスーパージェット(水中翼船)に乗って、開催地の広島県広島市に向かった。
広島市西区にある会場のコジマホールディングス西区民文化センターに9時00分に到着。体重測定、カラーリングの検査などを行ってから開会式に参加。私が出場する「男子ボディビル75kg超級」予選は、お昼過ぎからということで控室でゆっくりと体を休ませて、お昼ごろからパンプアップを開始した。
前回の愛媛県ボディビル選手権大会で規定7ポーズは、しっかり練習を重ねてきているので、慌てることなくポーズをとることが出来た。決勝審査のフリーポーズもミスなくこなせた。
ボディビルの大会は、当日の運、不運に左右されない。格闘技のように番狂わせやラッキーパンチもない。
ボディビルスーツ(パンツ)一枚で裸になると、今まで積み重ねてきた努力の成果が、筋肉の凹凸、身体全体のフォルムに表れており、ごまかしは効かない。
審査員に自分の筋肉を高く評価していただくために細かい工夫はするが、大会前日までの準備段階で、勝負がほぼ決まっていると言っても過言ではない。
ただ、ボディビルは対戦相手を叩いたり、蹴ったりすることがなく、対戦相手にケガさせられたり、ケガをさせてしまうこともないので、気持ち的には格闘技の大会よりも穏やかな気持ちで臨める。自分自身が最善を尽くせばよいのだ。
決勝審査に残った人間がポーズをとって、下位から順番にゼッケン番号と名前を呼び上げられるポーズダウン・表彰式にステージに上がった。
順位は第4位であった。
3位以上にメダルが用意されていたので、4位の賞状は頂けたが、メダルには一歩届かずの結果、残念であった。
しかし、現在の自分の実力が、県大会、ブロック大会でどのレベルなのか、認識することができた。
半年の準備期間では短すぎる。これから一年後のボディビル大会に向けて、弱点部位の強化、筋肉のバルクアップを図り、トレーニングを積み重ねていきたいと心に誓った。
来年は、年齢別(年代別)の日本マスターズボディビル選手権大会への出場を目指したい。