龍山義弘の武道求道録

人生を通じて、様々な武道や出来事に挑戦する過程を綴っていきます。
「人生はチャレンジ!」 命尽きるまで全力投球!

下が硬いと投げられると痛い!

2008年06月07日 | 柔道
柔道二段の審査を受けるにあたって「投げの形」を指導して頂いた久米柔道会の渡辺会長に審査合格のお礼のあいさつに伺った。
渡辺会長は60歳を超えているが、柔道のシニアの大会にも出場されているそうだ。年をとっても実戦の場に出て行って刀を磨くことを止めない人をみると共感するし、尊敬する。
投げの形を一緒にやっていただいたときも「釣り込み腰」「払い腰」で100キロの私を腰に一回乗せてから投げられたのに驚いた。

ひとつのことに打ち込んで行き詰まると違った競技や団体に行ってみると意外と発想の転換ができることがある。
柔道も柔道会によってやはり雰囲気が違い、子ども達は楽しそうに(多分)柔道に取り組んでいた。
久米柔道会が稽古している柔道場は、幸か不幸かレスリング場(もとは柔道場)になっており、柔らかい雰囲気のひとつの要因は、柔らかいレスリングマットとレスリングマットの明るい色にあるような気がする。下が柔らかい=投げられても痛くない=いろんな技を試すことが出来る=恐怖感と緊張感の緩和

何かの本で「もし、柔道が硬いコンクリートの上でやる競技だったら、柔道の競技人口は?」という質問が書いてあり、答えは「誰もやらない」というのを読んで「あっ!」と思ったことがある。

その記事を読んでから、いつも思うのは「本番は仕方ないにしても、コンクリートのように硬く固められた土俵の上で相撲の稽古をしなくても良いのではないか?」という発想。
相撲界の掟破りとなる考えなのだが・・・。

「道場内の色も明るくしてみては?」とか「音楽をかけながら(一回試してケガ人が出たので止めた)」とか、いろんなことを考えるのだが、「下が清浄な土を固めた土俵だから相撲なのだ。相撲は神事である」という大きな理念からすると「お前のやろうとしていることは、それは、もう相撲ではない。」と偉い人に怒られそうだ。

しかし、何か他人と違ったことをやってみたいと思っている。そうすると相撲、ブラジリアン柔術、柔道、総合格闘技・修斗などが、ひとつの場所(道場)でリンクするのだが。

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1 コメント

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Unknown ([[EE:DE695]])
2008-06-09 18:53:30
私の学校の先生は効率的な稽古を最高のテーマにして、休養も多く科学的に稽古を分析し実践していますそういった面から言えば『音楽』を聞きながらの稽古は強ち間違えとは言えず、体操・ストレッチ・トレーニングの時などは積極的に行うべきだと私は考えます。
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