愛媛県内のさまざまな分野からのゲストによる講演と一流料理人による特別料理を楽しむ、愛媛新聞社主催の「いよ食談会」の講師として、創業380年の老舗、一流旅館の道後温泉 ふなやに行ってきました。
会場に着くと、受付で愛媛新聞社事業部の瀧宮さん が、丁寧にイベントの流れを説明してくださりました。まず、会場に案内していただきましたが、イメージしていたより、広くて立派です。
「こんなに不景気なのに受講料2万2千円(5回分)出して来る人がいるのかなぁ?」と心配していましたが、そんな心配は無用でした。
この事業は、大人気事業で常に定員を超える申し込みがあると愛媛新聞社の事業部長が説明してくださいました。
この事業の料理人に選ばれることは、料理人として、最高に名誉なことであり、宣伝になるので、5人の一流料理人が5会場で、1回4,400円の予算を度外視して、料理人としての名誉を懸け、最高の料理を振る舞うので、受講者から大好評のようです。
(なるほど、考えてます。)
「料理は、最高やったけど、春日館とかいう相撲の先生の講演は、つまらんかったなぁ~。」 と言われたら、もう取り返しがつきません。
これは、すごい プレッシャーです。
「ヨッシャ~! ここは、私も、はなし家(咄家)の意地とプライドに懸けて。気合いを入れて・・・。」と
「違うがな!」
私は、はなし家ではありません。武道家です。
まったくの 専門外。
しかし、ここで男として、後ろを見せるわけにはいきません。
会場には、私よりも人生の先輩たちが、ぞくぞくと会場に入ってきています。
先日、テレビで放送された春日館での私の指導風景が映ったニュース画像を録画したDVDをホテルの担当者に渡して、
「このDVDを、講演の前にプロジェクターで流してください。」
「すみません。このDVD、動きません。」
「な、な、なんでですか!」
「DVDのディスクをDVDプレイヤーが認識しません。」
大事なときほど、ハプニングはつきものです。
こうなったら、最初から最後まで喋り続けるしかありません。
ついに講演時間が来ました。
「それでは、ご紹介いたします。講師の龍山義弘先生です。演題は『本当の強さを求めて』です。よろしくお願いします。」
講演の内容は、高校生の時から、春日館相撲道場で故兵頭洋和館長にお世話になったいろいろなエピソード。
そのことに対する感謝の気持ち。
兵頭洋和館長との永遠の別れ
楯山親方(元玉春日)とのエピソードを間に交えながら、兵頭館長の情熱を継承して、子どもたちに、これからも人生最後の日まで、相撲を教えていくということを、物語にして35年間の相撲人生を語ってみました。
終わって、万雷の拍手
何とかやり遂げました。
終了後は、受講者と一緒に食事。
(スペシャル・サンクス 次女・みな【献立掲示係】)
滅多に食べられない高級食材ばかりでした。
たくさんの人の前で講演をして、なおかつ、ふなや料理長の料理を食べられて、たいへん良い経験になりました。
愛媛新聞社事業部さん、ありがとうございました。
会場に着くと、受付で愛媛新聞社事業部の瀧宮さん が、丁寧にイベントの流れを説明してくださりました。まず、会場に案内していただきましたが、イメージしていたより、広くて立派です。
「こんなに不景気なのに受講料2万2千円(5回分)出して来る人がいるのかなぁ?」と心配していましたが、そんな心配は無用でした。
この事業は、大人気事業で常に定員を超える申し込みがあると愛媛新聞社の事業部長が説明してくださいました。
この事業の料理人に選ばれることは、料理人として、最高に名誉なことであり、宣伝になるので、5人の一流料理人が5会場で、1回4,400円の予算を度外視して、料理人としての名誉を懸け、最高の料理を振る舞うので、受講者から大好評のようです。
(なるほど、考えてます。)
「料理は、最高やったけど、春日館とかいう相撲の先生の講演は、つまらんかったなぁ~。」 と言われたら、もう取り返しがつきません。
これは、すごい プレッシャーです。
「ヨッシャ~! ここは、私も、はなし家(咄家)の意地とプライドに懸けて。気合いを入れて・・・。」と
「違うがな!」
私は、はなし家ではありません。武道家です。
まったくの 専門外。
しかし、ここで男として、後ろを見せるわけにはいきません。
会場には、私よりも人生の先輩たちが、ぞくぞくと会場に入ってきています。
先日、テレビで放送された春日館での私の指導風景が映ったニュース画像を録画したDVDをホテルの担当者に渡して、
「このDVDを、講演の前にプロジェクターで流してください。」
「すみません。このDVD、動きません。」
「な、な、なんでですか!」
「DVDのディスクをDVDプレイヤーが認識しません。」
大事なときほど、ハプニングはつきものです。
こうなったら、最初から最後まで喋り続けるしかありません。
ついに講演時間が来ました。
「それでは、ご紹介いたします。講師の龍山義弘先生です。演題は『本当の強さを求めて』です。よろしくお願いします。」
講演の内容は、高校生の時から、春日館相撲道場で故兵頭洋和館長にお世話になったいろいろなエピソード。
そのことに対する感謝の気持ち。
兵頭洋和館長との永遠の別れ
楯山親方(元玉春日)とのエピソードを間に交えながら、兵頭館長の情熱を継承して、子どもたちに、これからも人生最後の日まで、相撲を教えていくということを、物語にして35年間の相撲人生を語ってみました。
終わって、万雷の拍手
何とかやり遂げました。
終了後は、受講者と一緒に食事。
(スペシャル・サンクス 次女・みな【献立掲示係】)
滅多に食べられない高級食材ばかりでした。
たくさんの人の前で講演をして、なおかつ、ふなや料理長の料理を食べられて、たいへん良い経験になりました。
愛媛新聞社事業部さん、ありがとうございました。