果てなき高みを目指して

私が、県立体育施設のスポーツ指導員として、スポーツや健康づくりの実技指導やスポーツイベントのマネジメントに携わって２１年目になる。

来ていただくお客様の多様な要望に対応できるプロフェッショナルになりたいと常々思って職務に取り組んでいる。

武道と一緒で行き着くゴールは未だ見えない。
やってもやっても足らないところばかり、未熟さを悟り、悩みはつきない。

しかし、興味と好奇心、向上心も尽きることはない。

コアコンデショニング、パーソナルトレーニング、加圧式トレーニング、コーディネーショントレーニング、ケトルベル、栄養学など、経験してみたいこと勉強したいことが山ほどある。
指導者として引き出しは、多ければ多いほど良いのだ。

今回、仕事の休みを利用して、日本コアコンディショニング協会（以下、ＪＣＣＡと略）が、大阪市で行うアドバンストトレーナー養成講習会に参加した。

参加のための受講料３万９千円＋往復旅費と宿泊費４万円を考えると、かなり悩んだが、やらずして後悔するより、時間が限られた人生、やって後悔しようと思い、家計のやりくりに四苦八苦している嫁に直訴して断行。

民間団体の指導員資格は受講料が高いのが特徴でＪＣＣＡの受講料は安い方。他の指導員資格だと百万円を超えるものもある。

７月１１日（土）に朝一番の飛行機で大阪市に飛んだ。


会場の大阪府大阪市西区にあるトレーニングスタジオＬＯＨＡＳ（http://www.lohas-lohas.com/）でパーソナルトレーナーの田中　満先生にストレッチポールを使った各種のトレーニングやコンディショニング方法を指導者１名、生徒２名で、２日間１２時間にわたってみっちりと教えていただいた。


コアコンデショニングは、プロ野球選手やプロ格闘家、大相撲の力士の中にも取り組んでいる力士がいる。田中先生も実際にパーソナル指導で何人か力士を担当していると言っていた。職場の健康志向のお客様にはもちろんだが、春日館相撲道場の稽古にも取り入れてみようと思う。

２日間（７月１１日～１２日）で知識とテクニックを身につけたが、やはりパーソナルで大事なのは「話術とお客様とのコミュニケーション能力なのかな」と思った。

一番不得手なことである。

夜は、大阪に住んでいるプロレス友達の八上さんと焼き肉を食べに行った。
難波にある八上さん推薦の有名なお店です。

友達といっても私が、インターネット上で八上さんファミリーのホームページを見てメールをしてから、電話、手紙、メールでずっとやりとりをしてきたが、実際にお会いするのは初めてという間柄。

でも、実際に会ってみても旧知の友のような感じで、全く違和感はありませんでした。

いつもホームページやブログで写真を見ている八上さんと息子の真也くんと実際に会えて感激しました。







超美味のブリン！ブリン！の塩タンを食しながら、共通の趣味である「昭和プロレス」の話で意気投合。

通常のプロレスファンでは付いてこれない様なマニアックな話でもしっかり受けとめて理解して共感してくれます。

なんといっても、昭和のプロレスに関する知識で私の右に出る者は日本にいないと思っていた私の右に出る人なのですから。

昼も夜も有意義な大阪への自己啓発の旅でした。