自民党が質問時間を増やすように要請し、1:2で時間配分が決められた。
自民党からは元文部副大臣だった義家氏が質問に立った。しかし、質問ではなくいかにマスコミ、野党が不当な行動をしているかということで、自分は悪くないのに何で責められなければならないのかと言った言い訳ばかりで立法府が行政府に対して質問するというものとは程遠いものであった。さらには、内部文書はねつ造だった、という発言が出た。
自分はその時文部副大臣であったのだから、ねつ造文書だったならば、誰が、いつ、何の意図を持ってねつ造したのかを明らかにしなければならなかった。今になって、ねつ造だったと言われても、内部の問題であって国会で告発するならわかるが、ただ、ねつ造されたという主張ばかりで中身がない。むしろ、自分の愚かさを露呈した形である。
与党側が質問に立つと、擁護やら防護やら野党攻撃しかできない。となれば、健全な国会運営ではない。国会は立法府、内閣は行政府という立場が分かってないんじゃないか。
政治のしくみも知らない議員が多いことを露呈した自爆である。与党の質問は、国会の時間の無駄である。維新、希望も政権よりで馬鹿な質問ばかりで野党ではない。野党の質問時間を維新、希望に削られるのはもったいない。