幼稚園での、サンタ人形作り
Y幼稚園での年中組さんたちとの絵画教室も、今年はこれでお終い。
なんとかギリギリ用意できた材木に、みんな一生懸命、それぞれの
サンタさんの顔を描いてくれた。
大人の目から見れば、「う~ん、このサンタさんの顔は、もうちょとどうにかならないのかな?」
などと、つぶやきたくなる物もあるかも知れないけれど、描いた本人たちは、
多少の失敗は気にならないらしく、ただただ、みんな嬉しそう!
実は僕も、ある一人の子に「あ、ヒゲの白い色は、もう一度塗ってみようよ。そしたら、
キレイな真っ白いヒゲになると思うよ」などと、つい、いらぬ進言を・・。
その子いわく、「う~ん・・ でもいいの!これでいいのよ。」と、満面の笑みでそう言って返された。
その子の笑顔を見て、「あー、この子はもう、満足できているんだ!自分が頑張って描いたものに!」と、
気付かされ、「うん、そうだね!これでいいいね!」と、僕もなんだか嬉しくなって一緒に笑った。
この小さな天使さんが言いたかったのは・・
「これでいいの!」と言うよりも、「これがいいの!」。
「これがいいから・・、このままパパやママに見てもらたいの!」・・。
きっと、そういうこと。
“良く見せよう、良く思われよう”では無く、ただ純粋に、
“私の嬉しさを、そのままわかってほしいの!”と願う、そんな小さな子どもたちの訴えを、
僕ら大人は、も少し、その目線を低くして気付いてあげられたらと、そう思う・・。
自戒を込めて・・(苦笑)