kazさんの日々彩々2

どうして花は咲くのだろう?どうして小鳥はさえずるの?
やさしい想いや言葉にふれて、どうして人は泣くのかな?

桜島どんの“篤姫”演出??

2008年04月12日 | 「他」の彩り
昨日、夕方。珍しく桜島が爆発。(桜島が爆発という表現は、桜島自体が粉々に砕け散ってしまうようで、おかしいのだけれど、地元ではなぜかそう言うのであります。)
買い物に出かけてた時だったので、デジカメが手元に無かったのだけれど、
それでも「おっ!」と思って携帯でパチリ。
後ろで、「あら、桜島が爆発してる!珍しいわね~!」と、主婦の方の感嘆の声も。

確かに僕らが子供だった頃に比べると、桜島がその噴煙を高々と上げることは本当に少なくなった。
(その代わり、大人になった自分がタバコの噴煙を上げまくり、女房子供に嫌われておりますけどね・・)
昔に比べると静かになった桜島。でも、この桜島が、実は今年になってから、
その活動が活発になっているのだとか。
(今月8日にも爆発、そしてなんと!今、外を見てみると、
またまた爆発しているぞ!)
まさか、篤姫ブームに合わせての、桜島どんの演出では無いのでしょうがねえ・・。

活発化しているのは、桜島の南岳東側斜面の昭和火口という部分。
2006年6月に、58年ぶりに活動を再開し、現在、気象台は噴火警戒レベルなるものを、
2から3に引き上げています。

とは言え、地元でもやはり珍しくなった桜島の噴火。
他県の方には尚更珍しかろうと思い、貼り付けました。
絵はがきなどで見る物とは違って、こうして建物越しに昇る噴煙の姿は
リアルで恐くも見えるのでは??



こんな光景を見て、
「我が胸の 燃ゆる思いに くらぶれば 煙はうすし 桜島山」
と詠んだのは、我らが薩摩の勤王の志士!と言いたいのだけれど、
実は、黒田藩(福岡)の平野国臣(ひらのくにおみ)と言うお方。
ちょっと調べたところによると、「・・勤王僧月照と西郷が薩摩湾で入水自殺をしたとき、国臣は波間より西郷をすくい上げ蘇生させた。大西郷がこのとき死んでおれば、明治維新は達成されただろうか、近代化の助っ人でもあった。・・」と有ります。

平野国臣についての詳しい事はここをクリック

う~む、そうであったのか。
僧月照と西郷さんが薩摩湾で入水自殺を図り、西郷さんだけは
なんとか息を吹き返したという話は有名だけれど、この平野国臣という人物については、
ちっとも知らなんだ・・。
地元の人間で有りながら、知らない事って意外と多いなあ。
篤姫様のことだって然り。

だからかな?
地元でも、皆しゃかりきになって、大河ドラマを見ておりますよ。

下は、南日本新聞(平成20年4月12日朝刊)に載っていた、
昨日の桜島の写真とその記事。



ブログランキング参加中。よろしくお願いします。→にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
桜島 (JUNKO)
2008-04-14 16:31:31
こんにちは♪

毎回、読み逃げばかりしていますがここのブログは
家族全員がしっかり拝見させてもらっています。(笑)

桜島の降灰、久しぶりでしたね。
前の家に居た頃は降灰袋なる物が配られて
袋に詰められた灰を所定の場所に出しておくと
回収に来てましたしロードスィパーもフル稼働して
いましたものねぇ~!

鹿児島市民は不思議と幾ら灰が降っても桜島
がする事だから仕方ないと笑って許せる所がありますよね。
郷土愛とでも言うのでしょうか?

桜島と言うと私が娘2号くらいの頃
一生懸命バイトして友人と与論島に遊びに
行った時の桜島を思い出します。

行きはクィンコーラルで帰りは沖永良部まで小船で渡り
沖永良部の空港からYS-11で戻って
来たのですが揺れるプロペラ機の中で必死に
耐えながら早く鹿児島空港に着かないかと
祈る思いでいた時に眼下に桜島が見えた時の
何とも言えない安堵感は今でも忘れる事が出来ません
返信する
そうですね~! (kaz)
2008-04-17 12:22:05
JUNKOさんへ!

お返事、遅くなりすみません。
(ここのところ、バタバタと・・いや、ジタバタとしている日々で・・)

鹿児島市民は桜島には寛大。
いくら灰を降らせようが、笑って許せるから不思議ですね~。
噴火しない桜島は、何とも寂しいような気がします。
(大噴火は困りますが・・)

鹿児島市民、県民の方は、桜島には何かしらの
思い出が皆それぞれ有るようで・・。
自分の場合は、昔、祖父が日曜日に連れて行ってくれる所と言えば、決まって桜島・・。(祖父の友人がいたため。)
でも飽きる事も無く、毎回楽しかった~!

“眼下に桜島が見えた時の何とも言えない安堵感・・”
これも全く同感なり。

桜島って、物言わぬ、我らの巨大な親父だな!
返信する

コメントを投稿