kazさんの日々彩々2

どうして花は咲くのだろう?どうして小鳥はさえずるの?
やさしい想いや言葉にふれて、どうして人は泣くのかな?

遠足、そして夏祭り

2007年07月10日 | 「夏」の彩り
土曜日七夕の日、こんな梅雨の最中ではあるけれど、
ワシら呑気な親子三人組は、他のご家族の皆と一緒に、
鹿児島から川内市方面へ向かっての親子遠足のようなものに行ってきた。

当日昼間の天気はやっぱり土砂降りの雨・・。
けれども、バスの中は大人も子供もそんなことは関係なく、
元気に歌い、そして楽しく笑ってのにぎやかさ。
きっとバスの運転手さんは、「こんな日に、なんともご陽気な集団だな」と
呆れていたに違い無い。

屋外で飛んだり跳ねたりは出来なかった子供達だったが、
皆で一緒に弁当を食べたり、お父さん、お母さん達といろんな場所を見学し、
出発から帰着まで退屈することの無い、楽しい遠足になったようだ。
(雨がひどかったので、写真はなし・・)

さてさて、その遠足を終えて帰宅したのが4時頃。
実はこの日、夕方からは自分達の地域で、鹿児島の風物詩の一つ、
六月灯(ろっがっどう)という夏祭りが行われる予定になっていた。

その六月灯で、他のお母さん達と一緒に、焼そば作りの係になっていたカミさんは
「願わくば雨で中止にならないか・・」と思っていたようだが、
天は彼女を見放して、ちょうど時間前から昼間の雨は嘘のように上がり、
六月灯は予定通りに始まることとなった。

ま、願い事は自分本位な願いではダメだ、って事ですな。

(↓神社に向かう途中に早くもヒマワリの花が咲いていました。)


(↓昼間の雨に皆うんざりしてたのか、始まる前からたくさんの人出が。)


(↓六月灯には、子供達が絵を描いた灯籠などが飾られます。
圧倒的にマンガやアニメのキャラクターものが多い・・)


(↓これはウチの娘が描いた灯籠。反対の面にはスイカの絵。
みんなと違って、キャラクターものじゃないのはいいのだが、やや手抜き気味・・)


(↓願い叶わず、しぶしぶカミさんも頑張って作った焼そば。200食完売はお見事。)


(↓露店商の灯りもついて、だんだん祭らしい雰囲気に。)






六月灯は、夏の間中、鹿児島県内の様々な地域で行われます。
(六月灯については、是非ここも見て!
イベント的な大きな花火大会もまたいいけれど、
こういった小さな各集落ごとに行われる夏祭りも
風情が有っていいですよね~。

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6 コメント

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Unknown (pa-manさんへ!)
2007-07-13 15:51:32
この小さな村祭り的な行事は、本当に昔から変わらず
続いている、自分も好きなお祭りです。

継続して行くのは、時代の流れ(変化)もあって、
あまり協力的ではない方も多く、何かと大変な面も
有るようですが、かと言って、
廃れて無くなってしまうのは残念なこと・・。

世の中の時間の流れが、昔のように
もう少しゆったりとしていれば、
皆が心から協力できて、楽しむことのできる
お祭りになるのでしょうけどね~。

照国神社の六月灯というのは、これは県内一の
六月灯で、小さな集落で行われる六月灯とは
その規模も雰囲気も全く違います。
若かりし頃は、誰もが一度は彼女(彼氏)と
手を繋いで行ったことのあるお祭りかも知れません..。
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初めて知りました (pa-man31)
2007-07-13 15:04:51
鹿児島には、そのような 伝統があるんですね~
さすが、信州にいては 思いもよらない行事です。お疲れ様でした。
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yumemiruさんへ! (kaz)
2007-07-12 15:53:04
この日、午前中は大雨だったのに、遠足が終わり
家に帰り着いた頃には、嘘のように雨が上がり・・。

この神社、菅原道真を祀ってあるのですが、
道真は学問の神様として知られていると同時に、
死後、雷神になったとされている話も有り、雷は
雨とともにやってくることから、天候をつかさどる
農業の神としても信仰を集めているのだとか。
(実はこれ、ちょうどタイミング良く、
今朝の“南日本新聞”からの受け売り。)

この地域(集落)は、今でも農業を営む方が多いので、
ひょっとしたら、道真雷神が皆のために
雨を止ませてくれたのではないでしょうかね?

“心意気”は有っても、現代は昔と違って、
みんな時間に追われっぱなしの暮らし・・。
なかなか、ままならない事も多いのですが、
そこはyumemiruさんのおっしゃるように、
“協力”という形でおぎあい合わねば・・ですね!

この祭り、自分が子供だった頃と何一つ変わり無く
続けられているお祭りです。
返信する
六月灯 (yumemiru)
2007-07-11 22:52:04
そちらのはどうかな~と思っておりました。
お祭りができるなら、大丈夫ですね。

「ろっがっどう」と書いてもらわなければ読めなかったでしょう。

灯篭に火がはいると、またいちだんと雰囲気がでるでしょうね。
昔からのお祭りは是非残したいものですが、それには地域のみなさんの心意気・協力などが必要ですね。

なつかしいものを見せていただきました。

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JUNKOさんへ! (kaz)
2007-07-11 08:36:32
ろっがっどう、昼間の雨も止み、待ってました!と
言わんばかりの人の数でした。

カミさんは焼そば作り、自分は灯篭に火を入れてまわり、
娘はくじ引きや金魚すくいなどを勝手にし、途中姿が見えなくなったので慌てて探すと、なんと神社内にある公民館で披露されていた日本舞踊を、かき氷を食べながら爺さん婆さん達の中に混じり、ちょこんと正座をして真剣な表情で見てました。
(渋すぎる・・)

帰る頃には、テキ屋の“シロ”ちゃんと言う、お兄さんとも
友達になっており・・。

こんな娘も、やがていつかは照国のろっがっどうに彼氏と手など繋いで行くようになるのでしょうね~。

当日落ち着かないであろう、父ちゃん。
いそいそと、パトロールに出向いて行ったりして。(笑)
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Unknown (JUNKO)
2007-07-10 20:17:32
ろっがっどぉ~!なかなかの賑わいと規模で行われたのですねぇ~!
お疲れにも関わらず焼きそば作りに奮闘なさった奥様も一役
担っていらしたのですよね。
お嬢さんの灯篭の絵も子供らしい味わい深い仕上がりですね。

その昔、我が家の娘達も灯篭の絵を描いていました。
キャラクター物の絵をなぞって色を付けた味も素っ気も無い
既製品のような仕上がりだった事を思い出します。

その娘も大きくなり照国のろっがっどうには祭り気分で
ボーイフレンドと行くようです。(笑)
父ちゃんの落ち着かない様子が今から目に浮かびます。

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