kazさんの日々彩々2

どうして花は咲くのだろう?どうして小鳥はさえずるの?
やさしい想いや言葉にふれて、どうして人は泣くのかな?

びっくりなグミの木

2007年04月11日 | 「春」の彩り
仕事場の脇に、3メートルほどのグミの木が立っている。
このグミの木も今また、たくさんの花を咲かせた。





花が散り、6~7月頃になると真っ赤な実をつけるのだけれど、
このグミの木の実は普通のグミの実とは違って、とてもデカく、
そのワイルドさからか、この辺ではこのグミの木のことを
“トラグミ”と呼んでいる。
けれども、“トラグミ”を漢字でイメージすると、
真っ先に思い浮かぶのは“虎組”で、
これではなんだか、恐いオジサン達の集団のようだ。

そこで、何か他に正式な名称がきっと有るはずと思い、ネット検索してみたら、
ダイオウ(大王)グミと言うらしいことがわかった。
なるほど、このグミの実の巨大ぶりを、うまく表した名前では有るけれど、
これもまた何となく、建設会社のような名前にも思えてしまうので、
他にもっといい名称は無いものかと、更に検索・・。

すると、有った有った、有りました!
その名も“びっくりぐみ”!
実がビックリするほど大きいことから、そう呼ばれているようで、
「なんだ。“まんま”じゃないか。」と言う声も聞こえて来そうだけれど、
それでも、トラグミやダイオウグミと言った、イカツイ名前よりは
親しみやすくて、わかりやすくも有ると思うのだ。

この“びっくりぐみ”、真っ赤に熟した物を口にすると、
適度な酸味と果実ならではの甘味が相俟って結構旨い。
ところが、この花と実は、例によって野鳥のギャング、
ヒヨドリの大好物で、毎朝花の蜜を吸いに来ては、
花びらを散らしてしまう・・。



まあ、それでも幾らかはちゃんと実るので、
「どうぞ、どうぞ。お好きなだけ。」と、取り立てて
追い払ったりはしない。

このグミの実で、果実酒を作れることを知った。
ヒヨドリのおこぼれを何とか少しでもいただいて、
安物の芋焼酎ばかりじゃなく、ちょっとコジャレて、
グミ酒などと言う物を作り、ちびちびと
今年は飲んでみたいと思っているのだ。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (JUNKO)
2007-04-15 15:25:23
ぐみ、、、、懐かしいです。
子供の頃は良く摘んで食べてました
ぐみ酒を作られるのですかぁ~?
家には母が作った10年もののすもも酒がありますが
誰も飲まずに置いてあります。(笑)

ひよどり、、、
家にも来ます。
この鳥が来ると「はなし」がさっと逃げて行きますので
「はなしや鶯」の為に木にミカンなどを刺してあげていても
食べるのはカラスやひよどりですね。

城山すずめを聴きながら晩ご飯を作っている所です。
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JUNKOさんへ! (kaz)
2007-04-15 18:46:30
お母さんが作られたという、すもも酒・・。しかも10年もの。
なるほど、そりゃ簡単には頂けないような気もしますね。

ミカン、自分も同じような事をやったりしますが、
せっかくハナシがついばんでいても、サッとヒヨドリが現れ、
追っ払ってしまいますよね~。

実がついたグミの枝は、観賞用にもなりますので
赤くなり始めたら、お届けさせていただきます。
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