セリバヒエンソウ(芹葉飛燕)
学名:Delphinum anthriscifolium
科名/属名:キンポウゲ科 デㇽフィ二ウム属 (一年草)有毒植物
草丈:20~30cm 花色:淡い紫色 開花期:4∼5月
分布:中国 日本には明治時代に渡来
セリバヒエンソウはキンポウゲ科 デㇽフィ二ウム属の一年草です。
デㇽフィ二ウム属の野草は珍しくセリバヒエンソウは中国からやって来た
帰化植物です。
帰化植物と言うと繁殖力が高く害草とされているものが多いのですが
このセリバヒエンソウはそこまで繁殖している姿は見かけません。
花姿が可憐で可愛らしくそこら中に繁茂するほど逞しい
野草でも無いのでファンが多い野草でもあります。
一年草でこぼれ種で増えます。
森の中の落葉樹の下など少し湿った明るい日陰を好みます。
葉は明るく黄色味の強くない緑色で芹の葉の様に細かく切れ込みが入っています。
花はラベンダー色とも言える様な淡い青味がかった紫色で
大きさは2㎝程度スミレの花の様な小さな花を咲かせます。
草丈は20~30cm程度となります。
森の中で淡い花が地面から少し浮く感じで群生しています。
キンポウゲ科の植物の中には毒性のある物が多く存在するのですが
このセリバヒエンソウも有毒植物と言われています。
名前の由来
和名の芹葉飛燕(セリバヒエンソウ)は葉が芹(セり)の葉に似ている事
燕(ツバメ)が飛んでいる姿に似ている事が由来とされています。
学名のDelphinum(デㇽフィ二ウム)もイルカに似ていると言うのが由来です。
デㇽフィ二ウムもセリバヒエンソウも花の後ろの距(キョ)と言われる
筒状の部分が長く突き出ているのが特徴的です。
この距の部分を胴体に花びらを羽に見立てたのでしょう。
この花は2019年5月13日赤城神社参道の躑躅の下に咲いていた花です。
ずっと探していた写真が見つかりアップしました!お気に入りの花です✧♡
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