花はなのつづり箱

季節に咲く花や日々の暮らしなど、綴っていきたいと思います。

カラスウリ(烏瓜)

2021-11-15 14:32:05 | 花の名前
カラスウリ(烏瓜)
 学名:Trichosanthes cucumeroides
    科名/属名:ウリ科 カラスウリ属
  分布:日本 中国 インド他
  開花:7∼9月 花色:白 花径:5cm(レース部分含むと10cm)
  葉長さ:15cm 成実期:10~11月  
  果実径5∼7cm 果実色緑(熟すと赤、朱)
 
 花言葉:「誠実」「良き便り」「男ぎらい」
林や藪の草木に絡み付き生えるつる性植物です。
雌雄異株である。 1つの株には雄花か雌花かのいずれかが付く。
夕方には縁が糸状に裂けてレースの様に見える白い花弁を開く。
花は夜明け前には萎んでしまう。 
   花の写真は画集からお借りしました。
葉は互い違いに生える(互生)手の平状に3~5つに裂ける。
巻き髭で他の植物などに絡み付き増える。

実が付くのが10~11月 雌花の咲く雌株にのみ実を付かる。
実は楕円形のウリ状果でオレンジ色ないしは朱色に熟す。

人間の食用には適さないが烏が食べて種子を運ぶと言われている

根から採った澱粉はテンカフン(天瓜粉)の代用になる。
又漢方では根を通経利尿剤に種子を鎮咳剤に用いる。

属名のTrichosanthesはギリシャ語の「Trichos(毛)+anthes(花)」
からきている。
花冠の先が細く裂けて糸状になる事から名付けられた
種小名のcucumeroidesは「キュウリ属(cucumis)に似た」と言う意味である。

俳句では「烏瓜」が秋の季語「烏瓜の花」が夏の季語である。
 
      伊勢崎市小菊の里の帰りに農道で見つけた烏瓜の実
           沢山生っていました⋈✧♡!

 

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