オリズルラン(折鶴蘭)
学名:Chlophytum comosum
科名/属名:キジカクシ科 オリズルラン属(クロロフィツム属)
原産地:南アフリカ 花色:白 草丈:10∼40cm
和名:オリズルラン(折鶴蘭)
花ことば:子孫繁栄 集う幸福 守り抜く愛
オリズルラン(折鶴蘭)はアフリカ南部に分布する
キジカクシ科 オリズルラン属の常緑多年草です。
分布域は熱帯アフリカ~南アフリカにあり山岳地帯を始め森林や
渓谷、平地部など様々な環境において自生が見られます。
原種のオリズルランは緑葉ですが流通しているオリズルランの
大部分は斑入りの園芸品種です。
美しい葉を持ち栽培が容易な事から世界で最も多く栽培されている
観葉植物の一つとなっています。
日本には明治初期に渡来し以来不動の人気を誇ります。
植木鉢で育てられることが多いのですが暖地では
庭植えにする事も可能です。
ランと名前が付いていますがラン科の植物ではありません。
オリズルランはスラッと伸びる葉と白い斑が美しいリーフプランツです。
葉は短い茎の根元に根出葉の様に付き放射状に広がります。
葉の幅は品種によって異なりますが最も一般的に流通している
品種で長さ30cm前後幅Ⅰ∼2cm程度です。
耐寒性はあまりありませんが葉の堅いタイプであれば
関東以西での冬越しが可能です。
株がある程度成長すると春から夏にかけて花茎を伸ばし
小さな白い花を咲かせます。
直径1cm程度で6枚の花弁を持ち葯の黄色い6個の雄蕊があります。
良く見ると愛らしい花ですが目立つものではありません。
花径はランナーとなり先端に子株を作ります。
オリズルランの名前はこのランナーの先に付いた子株が折鶴を
ぶら下げている様に見える事に由来します。
寒さに気を付ければ繁殖力旺盛でしきりにランナーを伸ばし子株を作ります。
地中に太い根を持つため乾燥にも強く育てやすい植物です。
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