6月21日
コムラサキ(小紫)
クマツヅラ科 ムラサキシキブ属 落葉低木
別名:コシキブ(小式部) コムラサキシキブ(小紫式部)
高さ:1~1・5m 開花期:6~8月 成実期:9~12月
原産地:日本 中国 韓国 花ことば:気品 知性 聡明
名前の由来:紫式部の仲間で小型な事から「小紫」という。
枝を這うように伸ばし紫色の果実をびっしり付けるので
観賞用として庭木や公園樹として植えられる事が多い。
葉は小さく鋸歯や果実付き方が異なる点でムラサキシキブと見分ける事が出来る。
暖かい地方の低層湿原などに稀に生える。
花は葉腋より少し上から集散花序を出し薄紫色の花を密に付ける。
花冠は小さく上部は4裂する。雄蕊と雌蕊は花冠から突き出す。
葉は小型で細長く毛は無い縁の中ほどから葉先にかけて鋸歯がある。
果実はしだれた枝の両脇から光沢のある紫色の実が2列に並ぶように
沢山の実を付けて美しい。
園芸店の鉢植えにムラサキシキブの名が付いているが殆んどはコムラサキらしい。
自然観察会でもコムラサキをムラサキシキブと思っているいる人が意外に多い。
その原因は名前の由来になっている紫色の実がコムラサキの方が
圧倒的に多く目立つからからでしょう。
樹木シリーズから
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