昨日は事故対応で、久しぶりに南島原市に走りました。
幸い怪我人もなく、物損事故で済んだので良かったです。
最後までしっかりお世話させて頂きます。
帰りに通ったお寺さん、島原に住んでいた頃は誘われてよくお参りに行っていました。
そこの自慢(?)は大きなお不動様です!
右手に剣を持ち、左手に縄を持つ大変恐ろしい姿をされてますが、
その心は人々を救済しようとする厳しいくも優しい慈悲に満ちておられます。
久し振りに見たお不動様、塗り替えられておりました。
まだ間もないのでしょう?きれいな色使いです。
実は、塗り替えられる前の塗装は、私の義父がおこなったものです。
島原で塗装業を営んでいた義父は、ご住職から頼まれて、仏像を塗るなどと慣れない仕事に頭を抱えていたのを覚えています。
険しい表情がより伝わるように・・・・・重みが伝わるように・・・・・と、難しい色合いを一生懸命に研究しておりました。
その甲斐あって、出来上がったお不動さんは、それはそれは重々しい立派な不動明王でした。
義父の喜ぶ姿が思い浮かびます。
私も「親父、凄げー!」(ちょっと下品でした。)と思ったものです。
『 で、今回塗り替えられたお不動さんを見て・・・・・軽い!
バチが当たったら嫌なので言えませんが・・・・・軽い!
炎が単純な赤色。燃え上がる炎の熱が伝わってこない!
お身体も、シルバー一色。
私でも出来そうですが、バチが当たったら嫌なので言いません。
時間が経って、重みが出てくることを願います! 』
以上、心の叫び。
感謝