数年前、冬の北海道で、電車の中から白い雪原の中に赤い実を付けた木々をあちこちで見ました。
雪の白と実の赤のコントラストがとても綺麗でした。
旅行の間、何の実だろうかとずっと気になっていました。
後で、それがナナカマドとわかりました。
そして今年の春、園芸店でその強烈な印象を抱いたナナカマドを見つけました。
「あの北海道の雪原をもう一度見たいでしょう?」と、背丈1メートルくらいの小さな苗木が私を誘います。
北海道と我が家では、ロケイションが全く異なるけれど、真っ赤な実を付けたナナカマドを前にすると、北海道の雪原に再び立ったような気にさせてくれるでしょうか。