JR東海のさわやかウオーキングに参加しました。
今回は中山道の奈良井宿から鳥居峠を経て藪原宿を歩きました。
距離は8キロ、所要時間2時間半のコースです。
↓奈良井駅へ向かう途中の列車の車窓から恵那山が見えます。馴染みの景色になりました。
↓名古屋から特急で1時間40分、奈良井駅に到着。
↓駅前に木曽五木が紹介されています。
↓檜
↓さわら
↓ねずこ
↓あすなろ
↓こうやまき
↓駅を出るとすぐ左手に宿場が見えてきました。
奈良井宿は中山道67宿中34番目で、江戸側から数えても、京側から数えても34番目にあたりちょうど真ん中、日本最長1キロの宿場町ということです。
↓水飲み場
↓このような漆器店がたくさんあります。
↓山からの豊富な沢水や湧き水を利用して、生活用水始め、鳥居峠を超える旅人の喉を潤したという水飲場。
↓馬籠や妻籠より道幅はかなり広く感じます。
↓江戸の終わり頃、塗り櫛問屋として栄えた中村屋。
奈良井の民家の中でも最も古い形を残し、この民家の保存をきっかけに奈良井宿の保存が始まったと言われています。
↓裏庭
↓高札場。いろんな定めが細かく書かれています。
一つ一つじっくり読む時間がなかったのが残念でした。
↓花桃がまだ綺麗に咲いています。
↓鎮神社。疫病の流行を鎮めるために造られたという。
↓楢川歴史民俗資料館に立ち寄りました。
祭礼用具、生活用具、古文書などが保存され往時の生活を偲ぶことが出来ます。
↓手前は織機。左奥は穀物からもみ殻やチリを吹き分ける唐箕(とうみ)。
↓帰宅後、写真を見直して気が付きましたが、赤い旗、青い旗にそれぞれ青龍、朱雀、白虎、玄武と書かれています。
高松塚古墳の石室の四方の壁に描かれているのも、この四神です。
歴史が累々と紡がれてきたことを改めて思い知らされるようで、身が引き締まる思いがしました。
奈良井宿を過ぎ、この後は中山道最大難所と言われる鳥居峠に向かいます。