我が家から130キロ、とやや遠いものの、今まで見たことのない場所で咲くササユリを見てみたい、と出かけました。
東海北陸道途中のひるがのSAから見た景色です。
昨日は好天で、白山もくっきり見えました。
荘川ICを降りると、比較的すぐの所に自生地がありました。
自生地の丘が見えます。
山の水がこんこんと沸きだしています。
推定樹齢2000年と言われる、イチイの巨樹がありました。つっかい棒に支えられています。
時期が少し早かったようです。
「ちょっと早かったわね」と私に言っているようです。
無残にも摘み取られたものがありました。
キバナノヤマオダマキが綺麗です。
黄色と白のニガナでしょうか。
ピンクの卯の花も彩を添えて。
※後日、山小屋さんからタニウツギと教わりました。有難うございました。
丘から眺める白山。こんなに近くで白山を見たのは初めてです。
トキワハゼ?も色鮮やか。
コバイケイソウも、もう少し後が見頃のようです。
※こちら、コバイケイソウではなくバイケイソウとのことです。山小屋さん有難うございます。
近くに、素朴な古い茅葺屋根の白山神社がありました。
ホッとするような風景です。
時期が少し早かったようで、開花の姿こそ見られませんでしたが、開花時期に合わせて殺到する見物客に出会うことは無く、静かにササユリを見ることが出来ました。
人けのない、のどかな山の景色を脳裏に刻み、開花したササユリをその景色の上に重ね、満開のササユリを見たつもりになりました。
帰り、すぐ近くの道の駅でササユリを売っていました。
「見られなかった代わりに、どうぞ私を家に連れて行ってください」と訴えているようで、迷った末、買って帰りました。
昨日は、まだ開花していなかったそのササユリ、今朝開花し、よい香りを漂わせています。