2月8日の茶道教室の床の花です。
信楽の壷に、山茱萸(さんしゅゆ)と椿です。
お手前最後の茶杓の披露で、銘を2月の季語である、”東風(こち)”と付けました。
菅原道真が大宰府に左遷される際に詠んだと言われる、
”東風吹かば匂いおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ”という歌が頭に浮かびました。
帰りに熱田神宮に寄ると紅梅が咲いていました。
ところで、”春一番”という言葉があります。
春一番は、立春を過ぎて最初に吹く風、という認識で、てっきり2月の季語である東風のことと思っていましたが、なんと春一番は南風を言うようです。
今更ながら、新しい発見をしました。