始まり
2006-11-25 | は行
何もないってことは
何にでもなれるってこと
怖がらなくていい
ちゃんと隣で見てるから
一人でそんなに
躊躇わないで
どんなに スペシャルな カメラでも
こんな 広いひろい アオ を
切り抜くことは 叶わないから
だから
この身に 全てを 焼き付けたいんだ
想い出の あの日の 蒼 を 求めて。
高校の修学旅行で見た、あの深い深い 沖縄のアオ。
いつか
捕まえてみたいな。
両手で形作るファインダーから
見えた未来
追い詰められた頭に住むのは
あなたじゃない
助けなんていらないよ
“がむしゃら”という快楽は
麻薬のリズム
手持ちの札が根性と意地だけだとしても
結構役に立つんだな これが
足掻き続けた者だけが手にする称号プライド
ちょいと遅めのエンジン フル回転
残されたのはあと6時間
自分次第の結末だなんて
かなり わくわくするじゃない?
このイメージは
文字にしたとたん
その場に縛られてしまう
焦って傷つけないように
自身の周りに そっと配置して
ゆったりと回り始める想いは
使うべき時に 使うべき形で
目の前に止まるから
時間をかけて あたためて
言葉は人を包むためにある
球を成す前に取り出さないで
伝えたいその瞬間まで
この胸でちゃんと守ってあげて