先日公開の天地明察、あまりに雑誌やTVにかまけ過ぎて、危うくパンフ買い損ねるところでした。笑。
沖方さんや監督のお話や、小道具など、そして 天体図を仰ぐ算哲の写真など。
素敵な一冊
映画の中で笹野さん演じる建部さんが病床で "いつかこの手で天を抱くのが夢だ"というくだりで、ぱっと思い出したのが、雑誌の岡田君の写真で。
いくつかの小さいショットなのに、天体を大切に守り抱くイメージがあって、なんでか映画の最中に、その写真を思い出した。
カメラマンの意図ではないかもしれないけど、映画を体現してるなぁって私は思った。
そして、、、たまにやってくる活字中毒発作が最近再燃。笑。
食べることよりも寝ることよりも すべての事そっちのけで、本が読みたくなる!
「フライ、ダディ、フライ」・・・映画が先だったからイメージしやすかったかな。岡田君のスンシンが好き小説読んで、勝手に妄想して勝手に萌える笑。
「下町不思議町物語」・・・この本は大阪弁が少々キツイけど(笑)ファンタジーチックなところも好き。登場人物の会話の掛け合いも面白い
妖怪アパートシリーズも 香月日輪さんの小説はかなりオススメ!切ないキャラもあるけど、世の中綺麗事ばかりじゃないけど、やっていくしかないって、毎日を頑張る気になる。
「幽霊人命救助隊」・・・分厚いけど、とても読みやすい。時折仕事で呼ばれながらも半日くらいで読んじゃった。しかも、泣いてしまって目が真っ赤で、これで今仕事に呼ばれたらどうしようかと焦ったわ。笑。その渦中にある人は、生きる事はこんな簡単なことじゃないって思うかもしれないけど・・・。
逃げる勇気も必要。でもだからこそ、簡単には逃げない勇気が必要。自分が自分であるために。誰かが許しても 誰も見てなくても 自分自身とお天道様は騙せない。自分に そして自分に繋がる星の数ほどの御先祖様の生き方に 恥ずかしくない生き方をすることが、自尊心だと思う。
畠中恵さんの本・・・大好き!でもしゃばけシリーズが一番好きかな~。妖怪たちが面白いし、本当に居たらいいなって思う。
佐倉聖シリーズは、私には少しライトだったな。。。
逆に、「ゆめつげ」は状況を想像で描くのがちょっと難しかった・・・。そしてやるせない気持ちになるから・・・やっぱりしゃばけシリーズが元気が出る
「階段途中のビッグ・ノイズ」・・・めっちゃ楽しい!!軽音生活を思い出して、懐かしくなって、今すぐライブしたくなった!皆で練習したくなった。普段はまったく冴えない加藤先生がギター持ったとたんに豹変した それがカッコよかったし。
こういうのって、ライブ本番っていうよりも、例えば ぐだぐだ言いながら、時々ぶつかりながら、そして本番前だけ必死で練習したり(笑)真夜中に眠い目こすりながらスタジオから帰って、授業中もこっそりイヤホンして音取ったり。
そういう仲間と一緒に居る そんな他愛のない時間が大切で愛おしくて。ライブが終わった翌日は、非日常がただの日常に戻って気だるくて。
でもだからまたライブをしたくなる。
そんな気持ちを思い出させてくれた。久々に胸が熱くなる、そんなお話でした。
「ザ・万歩計」・・・もーっ 何で万城目さんってこんなに面白いん!?笑。夜中に爆笑しすぎた。子鬼の話とか、Gの事とか。。。ホント、飽きない。。。万城目さんの小説は、関西の色んな場所が出てくる点も好きなんだよね。しゅららぼん、読まないと。
次に待機してるのが、のぼうの城、バチスタシリーズのジーンワルツ関連、天地明察、百田尚樹さんの本、有川浩さんの本、などなど。
ジョーカーゲームとか面白いのかなー 難しいのかなー。
実家に置いてあった辻村深月さんの「ぼくのメジャースプーン」を、何故か最後のほうだけ読んでしまって、めちゃくちゃ嵌まって、これは最初から読まないといけないっ!て反省。笑。
しかも母に怒られた、何で最後読んじゃうのっ!って(笑)
だって止まらなかったんだもん。。。
すごく素敵な本っぽいんだけど!
なぁんて、今日は落ち着いている日なので、思わず つれづれ書いてしまった。
翌日のこと気にせずに、本屋さんや図書館で延々本を読んでいられるなら こんな幸せなことないのになぁ
オススメの本があれば教えてください~
本を読んだ後の、その非現実的な浮遊感が好き。
文字とか言葉とかに丸く 包まれてる感じ。
そういうとき、私 幸せだなって思う。
言葉って人を傷つける事も多いけど、独りになった時 私を守ってくれるのは 言葉だった。
というか、その言葉に込められた 人の想いだと思うけど。
だから、言葉って大事。