私の住む、東京中央区には、区にプラネタリウムがあります。
中央区立郷土天文館、通称「タイムドーム明石」。
ここではプラネタリウムはもちろん郷土資料の常設展示、区民ギャラリーが併設されています。
プラネタリウムにはかなりお世話になっています。
というのも第2日曜日と第4日曜日に、無料の講座や投影があるからです。
第2日曜日は「もっと知りたい!第2日曜日は天文・宇宙のトビラ」というタイトルで、専門分野の先生をお招きしての講座の日。
5月13日は日本宇宙フォーラム主任研究員の渡辺勝巳氏の「それでも私たちは宇宙を目指す」と題してお話してくれました。
渡辺氏は、1946年新潟県生まれ。JAXA広報部普及グループ長、宇宙教育推進室長を経て、財団法人日本宇宙フォーラム広報調査事業部主任研究員。
近年では「宇宙手帳」という書籍も出版。
面白そうな感じの本です、今度読んでみます!
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=257762
さてさて講座の内容は・・・
宇宙開発にはとてもオカネとキケンが伴うもの。
過去、旧ソ連とアメリカの宇宙開発戦争にはじまり、途中の打ち上げの失敗、そして今、何故私たちが宇宙を目指すのはどうしてなのか?
というお話を本当にわかりやすく、そして宇宙への熱意をもってお話してくれました。
国際宇宙ステーションのお話、楽しかったです。
昨年の2月に、各国の補給機の船が一斉に着船。
そんなことは本当に稀なことだそうです。
その画像を見せてもらったのですが、貴重なショット!だそうですよ。
実は、私、国際宇宙ステーションの全景を見るの、初めてでした。
そして日本の実験棟「きぼう」が進行方向に位置し、かつ宇宙ゴミ(スペースデブリ)に当たっても耐えられる強度で作られているそうです。
隕石にでも当たったら・・・こりゃダメでしょうが。
この画像、とっても格好良く見えました。
アメリカのスペースシャトルは残念ながら写っていなく、それはスペースシャトルが画像を撮影したからだそうです。
ちなみに日本の補給機は「こうのとり」。
日本時間2012年7月21日午前11時18分(予定)に「こうのとり3号」の打ち上げが予定されているそうです。
そして、若田光一さんが来年末から半年また宇宙に行くそうです。
今度は国際宇宙ステーションの船長に!凄い~
後半最後の2カ月間、船を任されるそうです。
日本人初。
素晴らしい!
来月も第2日曜日にプラネタリウムへ行きたいな。
■プラネタリウム:有料300円、未就学児、区内の小・中学生は無料。小・中学生は中央区立スポーツ施設子供無料利用証をご提示が必要)
■郷土資料の常設展示(有料:100円、子供料金はプラネタリウムと同様)
4月21日土曜日、日経新聞社主催のセミナーに行ってきました。
「クラブニッキィ」という日経新聞を自宅で購読しているジョシが2年間無料で登録できるクラブがあり、このクラブのプレミアムイベントらしい。
らしい、というのは私が「クラブニッキィ」に入会していないからです。
日経の販売部からメールでイベントを知り、応募したところ見事(?)当選。
午後からいそいそと日経本社まで自転車をこいで行ってきました。
タイトルは「日経働く女子応援セミナー ~しなやかに軽やかに私らしく輝くために~」
うーん、タイトル長すぎだわ。
そしてイマイチ。。
短い、インパクトのあるものでどかーんと付けて欲しいなぁ。
今回行きたい!と思ったのは、第1部の基調講演が、現在横浜市長の林文子さんだったからです。
この方を知ったのは、ダイエーが再建のために招聘した時。
調べてみたら2005年でした。
その時の報道で、車の会社で要職に付く女性ってどんな人?!って思ったことを強く印象に残っています。
でも当時はネットも普及しておらず、テレビでおみかけすることはあっても特に調べることもなく・・・
そんな訳で今回、初の林文子さんを見たく・聞きたく応募した、というワケです。
午後2時半から1時間、林文子さんの講演は話しがとてもお上手だということもあり、あっという間でした。
タイトルは『女性の強みが仕事を変える、組織を変える』
とても品のある話し方をされるのですが、お話ひとつとってもそこに精神力の強さを感じ、かつ人を惹きつける力が、当たり前ですが並ではありません。
男性社会の中で、働きたいという一心で、男女の仕事は違うと割り切って、女性が得意とするところを篤く考えて仕事に取り組んでいる姿勢などすべてがとても前向きです。
共感してもらうことが信頼に繋がっていく。
良いところを褒める。
林さんの言葉を、いつまでも忘れないようにブログに書き留めました。
第2部は、分科会。
2つの中から、私が選んだのは元吉本興業プロデューサーの大谷由里子さんの『吉本流「体験的」仕事の極意!~感じて、興味を持って、動いてみよう~』
大谷さんもまた、就職に苦労された上で吉本興業に入社。
とても元気の良い方で、お話もお上手で人を惹きつける力があるな、とつくづく思いました。
芸人さんのマネージャーをされていたことだけありますよね。
会話がいつも明るくって、笑顔を絶やしません。
それは大谷さんが意識してやっていることでした。
大谷さんは「場づくりが大事」ときっぱり。
空気は自分が作っている、良い場が良い発想をさせるー。
今はジェネレーションギャップの時代、年齢の幅がひろがって、話題に差がでる時代。
それを埋めるにはコミュニケーションが大切だとも。
翻って自分をみると、最近、同僚とのジェネレーションギャップを感じるようになっています。
話題にもついてけないなぁ、って思うこともしばしば。
急に自分を変えることはしないけれど、頭の片隅において、相手との共通点をみつけて、コミュニケーションをしていこう。
人生、いつも修行だ!