今年の初めに郷さくら美術館に行ってから行ってみたいと思っていた美術館です。
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この美術館の建物は老舗旅館、天野屋旅館。
1998年に改装して美術館として開館したそうです。
天野屋旅館には竹内栖鳳や安井曽太郎など画人をはじめ、夏目漱石など文人も投宿していたそう。
竹内栖鳳は敷地内にアトリエを構えていたそうです。
事前にホームページから100円引きの割引券を印刷していたので、入館料600円が500円になりました。
入館の際にスタッフさんから親切に説明を受け、入館券で併設のカフェが100円引きになること、平松礼二さんのアトリエは9時30分から入れることを教えてくれました。
常設展から観覧スタート。
6月30日から9月26日まで、「夏もよう」として展示。
平松礼二さんの作品が2点展示。
そのいちのひとつが、「城願寺風韻」。
土肥一族のお墓のあるお寺です。
湯河原10景のひとつです。
竹内栖鳳さんの作品が多く展示されており出典には天野さんのお名前が…
多分、旅館のオーナーさんか子孫の方かと。
多くの作品を購入されていたのかと推測しました。
鉄瓶に竹が描かれた作品があり、それは天野屋で使っていた鉄瓶に自ら竹を描いたそう。
ひとりで使うにはかなり大きく、10人以上で使うサイズでした。
常設展の作品は27点。
20分ほどで見終わり。
次に平松礼二館を観覧。
6月30日から9月26日まで、「ジャポニスムとの出会い」として展示。
画業をたどるシリーズの第5弾で最後です。
作品は17点。
会場の都合なのか大きな作品はほとんどなく、こぶりな作品ばかり。
文藝春秋の表紙原画が2点展示されていました。
知らなかった〜
表紙の原画もある程度の大きさのあるサイズで描かれていたんですね😅色紙サイズくらいかと思ってました。
毎月1枚、精魂込めて…
正直ペラペラ&小さなサイズの表紙に使うにはもったいない😅
絶妙なタッチが印刷するとわからないですからもったいないと思ってしまいます😰
最後に平松礼二さんのアトリエへ。
こちらは撮影が可能でした。
新潮社100年史の見返しに使われた原画が展示されてました。
実際に使われたのは真ん中の左下側かと推測しました。
こちらは本格的に大きな作品作成に進む前のサムネイル。
設計図みたいなものですね。
全部見て、1時間程度で観覧。
この後は併設のカフェで美味しい豆乳スープを食べて大満足😋でした。
年に4回展示の入れ替えがあるので別な作品も見たいので、また機会があれば行ってみようと思います。