ロンドンにあるコートールド美術館。
1889年 花咲く桃の木
1887年 大きな松のあるサント=ヴィクトワール山
1882年 フォリー=ベルジェールのバー
改修工事の為に、多くの作品を貸してくれることになりました。
早い話が出稼ぎですね。
入場口近くに撮影スポットがありました。
この美術館はレーヨンの事業で成功をおさめたサミュエル・コートールド氏が収集した作品たちが展示されております。
この時代、世界のみならず日本においても海運業や繊維業で成功した方が美術品を収集しているケースが多いと感じました。
先月横浜美術館で開催されていた原三渓さんしかり。
さて、会場は東京都美術館。
9月の最後の3連休の最終日に行ってきました。
朝10時にお友達と待ち合わせ。
思っていたより美術館に人は少なくすいておりました。
まだ会期の序盤だからでしょうね。
入場時も自分たちの前には後ろにも人はおらずスムーズに入場。
とはいえ、入場後はそれなりに人はおりましたが、快適な観覧環境!!
久しぶりにわりとゆっくりと観覧できました。
行くなら今です❣️
改めてゴッホ好きだなあ、と思う作品が最初あたりに展示されておりコートールド美術館に来て良かった!と思えた瞬間でした。
1889年 花咲く桃の木
フィンセント・ゴッホ
セザンヌは私の中では静物画のイメージでした。
セザンヌが住んでいた街にある山、サント=ヴィクトワール山。
彼の作品、油画44点、水彩画43点でこの山が描かれているそうです。
知らなかったー
ウィキペディアで見た本物の山とは形状がちと異なりますがσ(^_^;)
見方によってはこんな感じの山に見えるのかな?
1887年 大きな松のあるサント=ヴィクトワール山
ポール・セザンヌ
今回の見どころは何と言っても、マネの晩年、死の一年前に描かれた最後の作品「フォリー=ベルジェールのバー」です。
作品の名前は知らなくてもどこかで見たことはあると思います。
約20年ぶりに来日。
鏡に映る女性の姿が不自然だったり、横から現れてる男性がどこ向いてんだかわからなかったり…
ちょっとミステリアスな感じがする絵画です。
1882年 フォリー=ベルジェールのバー
エドゥアール・マネ
可憐なバレリーナの姿を描いているドガ。
彼は裕福な絵描人。
特権でバレエの舞台を袖などからも見ることが出来たそうです。
とっても良かったコートールド美術館展。
2019年12月15日までです。