東京オペラシティタワー4階にこんな場所があること、ぐるっとパスで知りました。
こちらは廣重の東海道五拾三次。
上は「日本橋」ですが、木の版は200枚くらいすると劣化するので重版として別に版が作られます。
企画展は2つ開催しており、まずはこちらを先に見ます。
料金はそれぞれ発生しますが、ぐるっとパスだとどちらにも入場できました。
また予約も必要です。
入場料1,000円、ぐるっとパスで入場。
タイトルは「Digital×北斎【破章】北斎vs廣重 美と技術の継承と革新」
冨嶽三十六景vs東海道五拾三次
ふたつの作品を高性能な画像処理技術で作成したマスターレプリカで見ていくというものです。
最初に合計19分ちょっとのビデオを見てから展示を見るコースになっています。
撮影オッケーなのは嬉しい😆
レプリカの展示だけではなく、VRなど参加型のコンテンツもあります。
3Dシアターは神奈川沖浪裏の海の中の中に入り込むような仕掛けがあったりします。
こちらは北斎の冨嶽三十六景。
こちらは廣重の東海道五拾三次。
上は「日本橋」ですが、木の版は200枚くらいすると劣化するので重版として別に版が作られます。
その時に絵柄を変えて作られたものが他にもあるそうです。
上の絵柄が初版で下が重版です。
ふたりが生きた時代は旅ブーム。
富士講も盛んで、江戸の人口100万人のうち10万人が富士講愛好者らしかったらしい。
「富士講」というのは、富士山詣りのことだと思っていたのですが、違いました。
最初に見たビデオで学習させていただきました。
「講」というのは、金融+旅行代理店のようなもの。
当時、庶民が富士山詣りをするのはお金もかかり大層なこと。
そこで庶民から少しのお金を集め、クジで選ばれた人が富士山詣りに行ける、というのが富士講だそうです。
そんなことで「伊勢講」、「伊勢講」などもあります。