中央区の保健所でセラピー犬チロルの講演会があるというので行って来ました。
愛媛で救われたので名前はダイダイ。
ミカンは他の子につけられていたから使えず(笑)
一番弱ってる犬を救うことで選んだ犬を引き取るために保健所に行ったらそこで子犬を生んだ中の1匹。
4兄妹で名前はライム、レモン…とか。
築地川銀座公園にある名犬チロルの銅像の写真です。
定時過ぎてもなかなか始まらず…
8分遅れて保健所の方のお話からスタート。
最近、テレビで名犬チロルのお話を見ていたのでチロルメインのお話かと思っていたのですが、良い意味で裏切られました。
講演者は大木トオル氏。
殺処分寸前の犬を救助してセラピードックの育成を行っている方です。
大木氏は中央区の人形町のご出身ということで中央区でもご活躍されており中央区の4つの高齢者施設でセラピードックでのケアをされております。
テレビでは教えてくれない大木氏ご自身のお話や活動されている内容について聞くことが出来。大変良かったです。
日本の動物愛護の現状、とりわけ殺処分に関する実情を教えてくださいました。
わかってはいたことですが、なかなか世の中には出ない殺処分の風景の写真を見ると人間のやることすべてに淋しい気持ちになります。
1日ごとにガス室に追いやられていく犬たち。
なんとなくわかっているんだろうなぁ…
ガス室で5分。
5分では死ねないらしいです…死んでないのにそのまま火の中に入れてしまうらしく。。
今はガスが発生で15分。
その時間だとほとんどが死んでいるそうです。
10分にすることだけでワンちゃんたちの苦しみが軽減するのに、10分にすることすらかなり時間のかかることだったらしいです。
何もわからない政治家たち。
あなたがワンちゃんなら、死んでないのに火の中に入られる苦しみに耐えられますか?
心が痛くなります。。
東日本大震災の福島の被災犬のお話も心が折れました…
保護が捕獲になり、そしてガス室送りに。。。
幸い大木さんに助けられたワンちゃん。
全盲になり、今週にもワンちゃんが義眼の手術を受けるそうです。
福島の被災犬はどーゆーわけか全盲になってしまう…というお話でした。。。
この意味ってかなり重要だと思います。
ワンちゃんでさえ、そうなる…
ってことは…人間は…
国は影響無し、とは言ってますが、本当にそうなのでしょうか…
こわい話です。
日本だけではなくアメリカやドイツのお話もされ、日本は動物愛護の後進国だと改めて感じました。
動物愛護センター、とかいいながら殺処分してるんですから矛盾してますよね…
私も2000年に動物愛護センターで仔猫を引き取り、名前を瑠璃と名付けて17年生きました。
瑠璃はひとり引き取り希望が他にもおりジャンケンで勝って引き取ることができました。
この時、成猫はもらい手が少ないため最後に1匹残されておりました。
引き取る人がいなかったらこの猫は殺処分か…と思ったのですが、仔猫の可愛さに心が傾いてしまいました。
今でも、他にもらい手があった瑠璃ではなく、残されていた成猫をもらった方が良かったのではと思うとせつない時があります。
ご自身子供の頃、吃音障害があり、あだ名がどもり君。
今なら問題あるあだ名です。
そんな大木少年の傍にはいつも愛犬がおりました。
この愛犬のおかげで大木少年は頑張れたということです。
上手く喋れないけど、愛犬は喋れない自分を待っていてくれた…
やっぱりワンちゃんは賢い。
そして、飼い主が大好きなんですね。
ドイツやアメリカの動物愛護のお話などとても貴重なお話を聞くことができました。
大好きな飼い主に捨てられて、ガス室で死んでいく…ワンちゃんたち。
人間って本当に勝手。
今は改善されていますが、千葉県は以前年間2万頭の殺処分をしていた日本一、世界一の県だったそうです。
大木氏が殺処分の現場に行ったところ、絶対に中を見せてくれなかったそいです。
聞こえてくるのはワンちゃんたちの悲鳴…
殺処分のない世の中になって欲しい…
動物のアウシュビッツは辞めて欲しいです。
歩く速度について寄り添うセラピードックたちのデモンストレーションも今回見られました。
福島の被災犬だったキズナ。
殺処分前に救われました。
殺処分前に救われました。
愛媛で救われたので名前はダイダイ。
ミカンは他の子につけられていたから使えず(笑)
一番弱ってる犬を救うことで選んだ犬を引き取るために保健所に行ったらそこで子犬を生んだ中の1匹。
4兄妹で名前はライム、レモン…とか。
最後にワンちゃんたちを褒めて褒めて終了。
とても貴重な時間でした。
予定より30分以上オーバーしていましたが、誰も帰らずにお話に没頭しておりました。
築地川銀座公園にある名犬チロルの銅像の写真です。
お散歩中に撮影した写真です。
生ゴミの中に捨てられていたチロリ…
人間って本当に勝手です💢
人間って本当に勝手です💢