身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

都市に住む現代人であっても地球への敬意を大切に。 松田 照之

ハナイカダ

2018年04月11日 10時45分32秒 | その他
今、身の回りの緑が、自然が、自然の生きものたちが、急速に姿を消していっているのを感じているので、自宅に緑を増やしています。
恵まれて、我が家には狭いながらも庭があるので、そこに昔近所にも生えていたような木々や植物を収集して植えているのです。
買ってきたものもあれば、知人から譲り受けたものもあります。

その中で、ハナイカダが今年も花を付けました。
これは一昨年、横浜の植木市で購入したもの。
葉の上に花が咲くため、花の乗っているいかだに見立ててこの名があります。

何年か前の今頃の季節、高尾山に行き植物の写真を撮っていたところ、二人組の女性に「葉っぱに花が咲く気があるって聞いたんですけど・・・。」と尋ねられました。高尾山では、まずまず人気があるようです。
県立四季の森公園でも人気のある植物で、来園者にすぐ実を採られてしまうのだと聞きました。

葉の上に花が咲く植物なんて珍しいですし、人気のあるのもわかります。私も好きな植物の一つです。

でもこれ、小学生のころ学校の敷地内にも生えていたんですよ!
それなのに、薮だということだからでしょうか、今ではすっかり刈られて、サクラとその他低木が植栽されています。
私はサクラとかツツジとか植栽されたありきたりな緑ではなく、自然の中の多様な植物の方が大事なのではないかと思うのですが。


ハナイカダの雄株

ハナイカダの雌株

ハナイカダはハナイカダ科の落葉低木で、雄株と雌株とに分かれています。
我が家のはまだ50cmほどの高さしかありませんが、樹高2mくらいになります。



ハナイカダの雄花(上)と雌花(下)
小さくて地味なのですが、確かに花です!



雄花にも雌花にも小さなアリが顔を突っ込んでいるものがありました。
アリは蜜を舐めているのでしょうか。
こうして花粉が運ばれて受粉し、実が成るのですね。
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