自然環境は 私たち人間にとっても、切っても切れないほど 大切なもの。 なくてはならないものです 。
そう言っても 、とても便利な生活をしている今の私たちにとってはピンとこない かもしれませんが、 その理由はとても簡単なことです。
私たち 人間も 地球上の 生命の一つで 、 地球の自然環境 と切り離された単独の状態では 決して生きることは できないから です。
人の体もその生命現象は 他の生き物たちと同じように 自然環境と連動しています。 私たちは 空気を吸ったり吐いたりして呼吸をしますし 、水も飲み 食べ物も食べます。 エアコンなどで温度や湿度を調整したり 水道料金を払って 水道の蛇口から 水が出てきたり お店に行って パックに入った 食べ物を 買ってきたりするために 人間が作り管理されているもののように 見えるだけです。 おおもとは みな 自然環境から来ているもの。 自然の恵みによるものです。
食べたものは、 タンパク質 、糖質、 脂質 といった 分子レベル の栄養素 にまで分解され、 血液とともに 体の隅々にまで運ばれます 。分解する時にも栄養素が 運ばれる 時にも 、媒体となるのは水です 。 水分は 汗となって 皮膚から出て 体温調節のためにも使われます 。 その体温調節も 皮膚が外気と触れていないと 行われることができません 。
私たちはトイレに行って排泄をしますが この排泄物も 下水処理場で処理されるという形をとっていますが、 自然界の 微生物たちによって分解されています。
自然は自然なので 人間の為に働いてやろうとか、 一生懸命労働しようとかいった意思はなく、 ただそのように動いているだけかもしれませんが 、それによって私達が受ける恩恵は 計り知れません。
自然環境というのは 地球の地球らしい環境そのものです。 地球上の生きものたちは、みなその恩恵を受けています。 それにも関わらず 近年では 多くの人が 自然や生きものたちを 嫌い、 なくなった方がいい。いなくなった方が良いと考えているようです。 このことが 緑の減少や野生生物を絶滅へと追いやるなど、環境危機に拍車をかけていることは間違いないでしょう。
自然環境と共存する姿勢を持とうとする人が増えてくれれば良いのになと思う次第です。