今年2021年 6月19日(土)に行なった綱島公園での「プールのヤゴ救出」に参加された方々から当ブログのコメント欄に寄せられたご感想、二つ目の紹介です。
Y様より
昨日は、親子で初参加をさせて頂きありがとうございました!昨年主人の故郷の川でヤゴを見付けました。恥ずかしながらほとんど気に止めてなかったそのヤゴが、越冬し、しっかり生きていた生命力に感動し、ごめんねと反省の気持ちで必死に育てる様になりました。育て方や生きている環境を調べているうちに息子と水生昆虫に興味を持ち、知り合いから声をかけて頂きの流れでした。日々、足元や空を見上げて、自然の移り変わりを感じています。なにも言わないのに教えてないのに、しっかりと自分の生きる環境、生きていく方向を分かっていて。そんな姿に感動していました。いくら止めようと思っても、作ろうと工作しても、時期になれば、その環境に有った生き物達が芽吹き、生きていくそんな姿に教えてもらっています。昨日救出したヤゴが今朝、本当にかえっており、家族でわ~との感嘆の声をあげております。初めの一匹目を頑張るんだよ~と手を振り見送りました。貴重な体験を誠にありがとうございました!そして、夏の夜の観察会も楽しみにしております!
Y様のおっしゃるとおり、私たち人間には生命、生きものを作り出すことなどできません。クローン生物もいますが、それは一つの生命を殺してそれを人工的に手を加えたもので、生命そのものを作り出しているわけではないのです。こうした生きものたちによって形作られる自然環境も同じで、表面的なものの場合がほとんどです。そして、私たち人間もこうした自然環境がなければ生きていくことはできません。それを知らんぷりして自然を大切にしないから環境問題が起きているということを忘れてはならないと思います。
綱島公園での次回の活動は梅雨明けに「真夏の夜の自然観察会」を考えています。日時が決まりましたら、また当ブログでお知らせいたします。
写真はプールの管理会社さんに撮影していただいたものです。