身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

都市に住む現代人であっても地球への敬意を大切に。 松田 照之

横浜市市政としての自然環境保全が何かどこかがおかしいと感じています

2018年05月05日 12時51分30秒 | その他
「里山ガーデン」で私は気が付き始めたのですが、横浜市市政としての自然環境保全が、何かどこかがおかしく感じています。

以前にも書いたように行政の中にも優秀な職員がいたり、市民の中にも知識を持っている人や思慮深い人がいるはずですから、疑問視する意見等が出されていないとは考えられません。
そうした賢明な声を少数派だと言って軽視して切り捨てたり無視したり、また力関係でねじ伏せたりしながら推し進めているのではないかと想像してしまいます。

横浜市は「里山ガーデン」及び「里山ガーデン」的手法の宣伝に力を入れています。
一方で、自然環境保全重点地区の一部となっている瀬上市民の森のに開発許可を出してしまいました。
(しかも、開発の危機にさらされている、この瀬上市民の森を中心とした市民の森を買収していくために、「横浜みどり税」は導入されたはずなのにです!)
これらの一連の出来事は、市内各地で自然環境保全活動、特に里山保全をしている人々の立場から見ると、市はほんらい守っていくべき里山環境を壊していくつもりなのかと、今後の自然環境保全の方向性を非常に憂慮する出来事だと思います。

行政が行なっているからといって、それが正しいこととは限りません。
「里山ガーデン」というのは名称だけで、全く里山の環境とは関係ありません。
「里山ガーデン」的手法は、ほんらい守るべき里山や周辺環境を壊すことはあっても、守っていくものではありません。
本当に大切にしたり守っていく必要があるのは里地里山であり、その環境と私たちとの関わり、そこに生息する生きものたちと生息環境です。
そこを中心に据えずに、外国原産の園芸植物で作った花壇を自然と位置付けるなんて、非常におかしいです。

どうしてこのようなことになってしまったのかを探りたい気持ち多少はありますが、それよりもほんらいの正しい情報や良い事例を調べた方が今後の参考になると考えるので、そうしていきたいと思います。
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