ウグイスカグラはサクラなどと同様に春の植物。すなわち春に花を咲かせる植物の一つです。
大きくなっても2~3メートルの高さにしかならない低木で、花も直径1cm程度と小さく、近くまで行かないと花を付けていることがわかりません。
けれども私は、この植物がとても好きです。
この低木は春になると赤みがかった縁取りの若葉を広げ、星型のピンク色の花を咲かせます。
細くて長い柄の先に下向きに咲くこの花の何とかわいらしく美しいことでしょう!
特に大きく育ったこの木の下からその様子を眺めると、青い空とのコントラストや若葉に陽光が透き通る様子も合わせて、たいへん魅力を感じます。
このように大きく育ったウグイスカグラがたった1本だけ生育している公園が、私の家から徒歩20~30分ほど歩いたところにあります。
今日はその公園にこのウグイスカグラの様子を見に行ってきました。
この木には思い出もあり、毎年眺めながら写真を撮るのを楽しみにしているのです。
写真を撮っている時に眼鏡をかけた男の子と出会いました。
私が何を写真に撮っているのか関心があったようで、その男の子も携帯電話で私のそばで写真を撮り始めました。
きっと私が何を写真に撮っているのか、この低木が星型でピンク色のかわいい花が咲いているのに気が付いていないのだろうなぁと思い、「この木にね、ピンク色の星型の小さな花が咲いているんだよ。」と話しかけました。
「あ、本当だ!」「カメラマンさんなんですか?」と男の子。
私はプロのカメラマンなわけではないので「カメラマンじゃなくても、みんなカメラを持っているからね。」と答えました。
そして「僕が中学生のころはね、この公園(そのころは公園になはっていなかったのですが)には水が湧いてて小川が流れてて、カニさんがいたんだよ。」
「昔はもっと広かったんだけど、向こうにあるマンションを建てるために壊されて、この場所だけが残ったんだよ。」
と昔の様子を教えてあげました。
男の子は「それじゃぁ、自然破壊だね。」と言っていました。
「そうだね。」と私。
「今日撮った写真は 菊名エコクラブ っていうブログに載せておくから見てね。」
「プールのヤゴ救出や自然観察会もやるから、その予定もブログに載せるからね。」
とお話して、別れました。
小学4年生で理科が好きという、この男の子。
ヤゴ救出や自然観察会などで、また会えればいいなと思っています。
私も子供のころ、このような大人とのふれあいがあったのです。
私はまだ結婚もしておらず、子供もいませんが、親の代から伝えられてきた大事なことを次の世代へと伝えていきたいと思っています。
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けれども私は、この植物がとても好きです。
この低木は春になると赤みがかった縁取りの若葉を広げ、星型のピンク色の花を咲かせます。
細くて長い柄の先に下向きに咲くこの花の何とかわいらしく美しいことでしょう!
特に大きく育ったこの木の下からその様子を眺めると、青い空とのコントラストや若葉に陽光が透き通る様子も合わせて、たいへん魅力を感じます。
このように大きく育ったウグイスカグラがたった1本だけ生育している公園が、私の家から徒歩20~30分ほど歩いたところにあります。
今日はその公園にこのウグイスカグラの様子を見に行ってきました。
この木には思い出もあり、毎年眺めながら写真を撮るのを楽しみにしているのです。
写真を撮っている時に眼鏡をかけた男の子と出会いました。
私が何を写真に撮っているのか関心があったようで、その男の子も携帯電話で私のそばで写真を撮り始めました。
きっと私が何を写真に撮っているのか、この低木が星型でピンク色のかわいい花が咲いているのに気が付いていないのだろうなぁと思い、「この木にね、ピンク色の星型の小さな花が咲いているんだよ。」と話しかけました。
「あ、本当だ!」「カメラマンさんなんですか?」と男の子。
私はプロのカメラマンなわけではないので「カメラマンじゃなくても、みんなカメラを持っているからね。」と答えました。
そして「僕が中学生のころはね、この公園(そのころは公園になはっていなかったのですが)には水が湧いてて小川が流れてて、カニさんがいたんだよ。」
「昔はもっと広かったんだけど、向こうにあるマンションを建てるために壊されて、この場所だけが残ったんだよ。」
と昔の様子を教えてあげました。
男の子は「それじゃぁ、自然破壊だね。」と言っていました。
「そうだね。」と私。
「今日撮った写真は 菊名エコクラブ っていうブログに載せておくから見てね。」
「プールのヤゴ救出や自然観察会もやるから、その予定もブログに載せるからね。」
とお話して、別れました。
小学4年生で理科が好きという、この男の子。
ヤゴ救出や自然観察会などで、また会えればいいなと思っています。
私も子供のころ、このような大人とのふれあいがあったのです。
私はまだ結婚もしておらず、子供もいませんが、親の代から伝えられてきた大事なことを次の世代へと伝えていきたいと思っています。
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