次回の活動は8月5日(土)夜7時から、夜の自然観察会 ~ セミの羽化を観察しよう ~ を行います。
篠原台町自治会主催です。
真夏になると鳴き出すセミ。
セミの鳴かない夏なんて信じられないくらい、セミは夏にはいなくてはならない存在です。
何年もの間、地中で幼虫として暮らし、とうとう地上に出て成虫になって、そして鳴き出すのです。
幼虫が成虫へと羽化する時間は夜暗くなってから。
篠原園地の森のこちらでも、あちらでも、向こうでも・・・何匹ものセミの幼虫が木の幹などにつかまって動かなくなると、その背中が割れ、中からセミの成虫が出てくる様子が観察できます。
その神秘的な様子をぜひご覧ください。
ここで観察の際の注意点です。
・セミは暗くなってから羽化します。
明るい光を当てると影響を与えてしまうので、懐中電灯は電球色のものをお持ちください。
・蚊取り線香などは昆虫すべてに害を与えます。
カ(蚊)がいるかもしれませんが、蚊取り線香やそれに類似するものは使用しないでください。
セミにも害を与えてしまいます。
・セミを捕まえないでください。
セミが自然環境の中で、どのように生きているのか、その一部として羽化の様子を見るのが目的です。
捕まえたりせず、セミが自分の意志で動くのを観察しましょう。
以下は過去の同観察会の様子です。
2014年8月
2015年8月
2016年8月
2016年8月
虫1匹の周りにこれだけの人が集まります。
それは自然観察の中でも特に、このセミの羽化は人の心を揺り動かすからだと思います。
たった1匹の昆虫でも、一生懸命に生きているということ、この観察会から感じ取っていただけるものと考えています。