身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

都市に住む現代人であっても地球への敬意を大切に。 松田 照之

篠原園地でのセミの羽化の観察会報告

2014年08月21日 21時36分37秒 | 篠原園地
8月16日の土曜日、篠原園地で「真夏の夜の自然観察会 ~セミの羽化を観察
しよう~」を行いました。
当日は軽く雨が降りましたが、開始時間にはすっかり止んでいたので決行
しました。

私は仕事があったので職場から駆けつけ、開始時間ちょうどに到着。
主催者の篠原台町自治会の方々や親子の参加者、合わせて15人ほどのみなさんが
待っていてくれました。

夜の自然との一体感をみなさんに感じていただけるよう進めていきたいという
目標の下、ランタンの橙色の光を囲みながら、守っていただきたいルールを
説明した後に観察を開始。
みんなでセミを探しながら、見られた花や昆虫などの説明をしました。

セミは羽化直後のもの、羽化した直後に落ちてしまったと思われるもの、もうすぐ
羽化が始まりそうなもの、そして羽化する場所を探して地面を歩いているものなど、
5箇所で確認。
一番多くの人の目が集まったのは、ケヤキの木の幹の上の方で、もうすぐ羽化を
始めそうな幼虫でした。

参加者のみなさんがセミの羽化を夢中で見守っていました。
最後にもう一度ランタンの光に集まっていただき、何人かの人から感想を聞き、
みんなでそれらを分かち合って、終了しました。


最初に見つけた1匹

羽化直後に落ちてしまったと思われるツクツクホウシ

羽化する場所を探して地面を歩いている個体にも注目が集まりましたが・・・

・・・一番注目が集まったのはケヤキの木の上の方で、羽化を始めようとしている個体でした。
みんなでセミの羽化を見守ります。

背中が裂けて羽化が始まります。

裂け目が広がり成虫が出てきます。

頭の方が半分出てきました。

羽化の完了。
体が固まるのを待ち、翌日の朝には飛び立ちます。

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