さてさて 妙なタイトルで始めてしまいましたが
この言葉
「由(よ)らしむべし 知らしむべからず」
と続くのですが ご存知の方も多いと思います。
私は半端な知識で
「民は従わせればいいのであって 余計な事は知らせる必要はない」
と理解していました。
こんな言葉を急に思い出したのは
つい先日 特定秘密何とかが決まったせいでもあるのですが
それ以前の原発事故問題にしても
やはり政府・官僚は市民に対する愚民意識が強いものなんだと うんざりしていました。
しかし本来のこの言葉の意味は違うんですね。
出典は「論語」で くだいた解釈として
「常日頃 民に信頼されていれば 細かい事を知らせなくとも 政治は巧く進む
よって民は煩わしい事を考えずに 日々の労働・生活にいそしむ事が出来る」
と云う中国古来の理想の政体
「徳治政治=政治は徳を備えた人物 信望が厚い人物が行うべき」を説いたものだそうです。
正反対ですな....
論語なんて 高校の漢文の授業でほんの一部しか読んだ事がない上
まともに聞いていなかったので しょうがないのですが。
でもですな....
あの三白眼氏を見ていると
やはり最初の中途半端な解釈が正しいように思えてしかたがありません.....
今年も押し迫ったというのに どうも「爺むさい」話になりました。
毎年クリスマス前に咲く「シャコバサボテン」です
年末までにもう一度更新したいと思っているのですが
まだ年賀状も仕上がっていない状態ですので さて どうなりますか.....
とりあえず 皆様 良いお年を