版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
(画像の無断使用は固くお断りします。)

版画家のお友達 歯科医師編(96-2) Special Column(96-2)

2015-01-26 17:34:47 | その他 Other



こちら関東も相変わらず寒い日が続いています。
でもこの寒さ 
沢庵漬けや白菜漬けにとっては 熟成するのに必要なんですね。
今年の漬け物を開けるには もう少し先になりそうですが
今から期待に胸膨らませています。

では 先週のつづき NORIKO先生のコラムです。
(素敵な小樽ゆき物語の画像です)



小樽ゆき物語「青の運河」クリスマスイベント Photo by NORIKO


では誤嚥性肺炎を引き起こさなようにするにはどうすれば良いか?
もうお分かりだと思いますが、まず自分の歯で、口で食べることです。
そして口腔ケアをすることです。
たとえ柔食になっても、口腔ケアをしていれば、
飲み込む力が付きますし、唾液も出ますし、細菌の数も減らせます。
ある老健施設長が
「うちは専任の口腔ケアスタッフを置いてから誤嚥性肺炎で亡くなった方はいない」とまで言っています。



(LEDライトは素敵ですが 寒さをより増す色ですな  Kei)


高齢者だけでなく、身近な話としては糖尿病などにも口腔ケアとの関連が強く言われています。
ある内科の先生が「私は患者さんを診る時、必ず口の中を診ます。
なかなか治らない患者さんの口の中はやはり悪く、必ず歯科へ行ってもらいます。
歯科の治療が終わると全身状態も改善してきます。
なかなか治らず薬を何種類も長く飲むよりずっと効果的な治療です」と。
なかなかこのように仰って下さる医科の先生は少ないのですが、
周りを見渡しても歯が良い人(治療をしっかり完了している人を含め)は
元気な人が多いように思います。



浮き球ツリー


年齢を重ねれば、どうしてもいろいろな身体の不具合は出てきますが、
その程度を最小限に食い止めるためには、身体の入り口で食い止めることが大切です。

少し長くなってしまいましたが、「万病の元は口」という意識をお伝えしたいと思います。



シャンペングラスツリー


こんなにロマンチックで旅情溢れる画像には
私の付けたタイトル「お口とウンチ」は 全然合いませんでしたね..... すいません。



旅情と云えばもう1枚 画像が来ています。


小樽駅4番ホームの表示(他は普通の数字表示)

ちょっと変わっていますね。
調べてみると かつて 
石原裕次郎がロケに来てこの4番ホームに降り立ったのを記念して
「4」をヨット風のデザインにしたとの事
何かなぁ..... 考え過ぎのような.....
今の若い人には通じませんな。


旅情と云えば おまけにもう1枚


千歳空港の喫煙室      Photo by Kei

先日の帰札の際 利用した喫煙室
広々として ソファーがあって 
おまけに「マッサジチェアー」まで完備していました。
快適そのもの!
「喫煙室があるだけまし」という現状の中で 別天地でしたね。

マッサジチェアーまではいらないとしても
他の多くの喫煙室ももう少し考慮していただけないかと つくづく思いました。


と云ったところで
先生ありがとうございました。
(先日はウーロン茶だけでお付き合いさせて 申し訳ありませんでした)



次回は「Revenge 伊勢屋」をお送りします。







版画家のお友達 歯科医師編(96-1) Special Column(96-1)

2015-01-15 17:25:08 | その他 Other


今年の第2弾は 久し振りにNORIKO先生のコラムをお送りします。
実は昨年暮れに送っていただいたのですが
私がぐずぐずしてすっかり遅くなってしまいました。

では どぞ


<お口とウンチ> 
(この衝撃的なタイトルは私が勝手に付けたものです 先生ご免なさい)

最近、全身と口のケアとの関係がよく言われるようになり、少し書いておきます。

身体の入り口が「口」、出口が「肛門」です。
肛門は出て行くだけですが、口はよくも悪くも多種多様なものが入って来て万病の入り口でもあります。



落ちそうで落ちない屋根の雪 1     Photo by NORIKO


口の中には歯があり、個人差はありますが、歯には歯垢が少なからず付いています。
歯がなくても口の粘膜には汚れが付いています。
この歯垢と身体から排出されるウンチと比べると......
比べる対象ではないと思われる方も多いと思いますが、
歯垢1gの中に細菌が約1億個あり、ウンチとさほど変わりません。
びっくりする数字かと思いますが、たかが歯垢と侮ることは危険です。



落ちそうで落ちない電線の雪 2


ウンチは身体の外へ出てしまいますので、
細菌がたくさんあっても身体に悪さをすることはありません。
しかし、口の中の細菌は身体の中へ入り、いろいろな悪さをします。
高齢者の数が増えてきて、「肺炎で亡くなった」と聞くことが多くなりました。
なぜ高齢者の亡くなる原因が肺炎なのか?



雪国用列車


高齢者で自力で食事が取れなくなると、
食べ物を飲み込む力が無くなり本来食道へ行くはずの食べ物が肺のほうへ入り込みます。
その時に口の中の細菌が一緒に肺に入り、炎症を起こします。
その結果肺炎を引き起こしてしまうのです。
所謂「誤嚥性肺炎」といわれるものです。
誤嚥性肺炎を起こさないためには「胃ろう」という方法もありますが、自分がその立場になったら、
これは避けたいと思います。



ラッピングされた市電 Snow Miku
(何かあんまり綺麗くないですな.... 
 そう言えば札幌だけでなく千歳でも初音ミクがやたら見られましたね 私にはよう判らん....)


雪像作りが始まった大通り公園    Photo by Kei

そう 実は 先日3日程帰札してきました。
その折の画像です。


つづく


さて 次回はなるべく間を空けないよう更新します。









2015年 明けましておめでとうございます

2015-01-02 17:54:05 | その他 Other






年賀状を出したのは 31日でした......

多分.... 着くのはもう少し先になると思いますので
まずは ブログでご挨拶いたします。

おそらく..... 今年も遅れがちの更新となると思いますが
宜しくお願いいたします。



さて のっけからお酒のお話
(お正月らしくて いいか....)

私は毎日の夕食時 ビール500mlの後に 日本酒を2合半 呑んでいます。
(3合半になる時もありますが.....)
その日本酒 毎日なので いわゆる昔風に言う二級酒
または晩酌酒のような お安いお酒をいただいています。
「端麗辛口」 言い換えれば 旨味も奥行きも香りも少ない 単調なお酒です。
でも これはこれでさっぱりして 
料理の邪魔をしないし 飽きないので気に入っています。

しかしお正月早々 思いがけなくいいお酒をいただきました。
こちら



「特別本醸造」「幻の酒」その上には「予約限定品」と
ワクワクするような言葉が並んでいます。

参りましたね.... 美味し過ぎて..... 4合(以上かも) いっていまいました....
旨味もコクも濃いのに きりっとした切れ味 後口がいいんですね。
呑めば呑む程 奥行きの深さが感じられて いつまでも味わっていたい
途中で止めたくない このまま 全部いっちゃうか とさえ思ってしまいました。

ただの呑んべぇの感慨ですが
「日本酒の深さ」を味わったひと時でした。

宮下ご夫妻 ありがとうございます。



と云ったところで
今年もこの様なとりとめの無いお話が続くと思いますが
この様なお話が出来る 安寧な 穏やかな 2015年となって欲しいと願わずにはいられません。



次回は NORIKO先生のコラムと冬の画像をお送りしようと思います。