先日は例年より17日も遅い春一番が吹いて 明日はお彼岸
これから いよいよ桜も咲き始めて 春本番ですな。
我が家の裏庭にも 早速ふきのとうが芽を出しました。
5~6個穫れたので天婦羅にしていだだきました。
ちょっと苦味があって結構なお味でした。
まだ生えてきそうなので次回はふきのとう味噌にしようと思っています。
(お酒のアテに最高です)
で 今回は特に春にちなんだ話題ではないのですが
相方制作の「珍味」をご紹介します。
それは「ゆべし(柚餅子)」です。
東北地方などに多い和菓子の「くるみゆべし」ではなく 平安時代からあったと云う本来の柚餅子です。
まずは相方のレシピから
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柚子 大なら3ヶ 小なら5ヶ を用意
1 合わせ味噌 200g
砂糖 大さじ 5~6
酒 大さじ 1
味醂 大さじ 1
これらを弱火でとろみがつくまで煮詰める
2 くるみ 適量 オーブンで軽く焼いて砕いておく
柚子は上から2cm程のところで切り 実を取り出す
皮は切った上と下をセットでとっておく(これを柚子釜と言うそうです)
取り出した実を搾って その果汁大さじ2~3杯に 上記の1と2を混ぜ
柚子釜に8分目程入れて蓋をし 30分蒸す。
(残った果汁はドレッシング等に使います)
蒸し上がった柚子を半紙に包み てるてる坊主の様にして軒に吊るしておきます。
好みで1ヶ月から半年くらい干します。
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こちら
これを作ったのは昨年の12月29日 30日から干し始めて
今年の2月15日に試食してみました。
3個作って干したのですが その内1個はカラスに食べられてしまい 2個しか残りませんでした。
恐る恐る半紙を開いてみました....
何か見栄えが よくありません.....
切ってみました.....
うぅ~ん.....
手間がかかった割には なんと言うか.... いまいち性格の解らない味になっていましたね。
決して不味くはないのですが
おやつにも 酒の肴にも ご飯の友にも 良く合いますよとは 言い切れない.....
微妙な「食べ物」になっていました.....
まだまだ 改良の余地がありそうです。
相方の2回目の挑戦に期待したいところです。
(次回は多分 私がかなり口出しして 喧嘩しながら作る事になるでしょうね)
と云ったところで 相方作をもう一つ
人参と蕪の頭の切れ端を水栽培したものです。
(普通は生ゴミとして捨てるんですがね)
健気に(けなげ)に葉を出し 花まで付けました。
ちょいと いい感じです。