風の声

想いつくまま

漁村にあった別荘

2016年05月12日 | 日記
ある有名人の小洒落た別荘めざしてドライブ。
狭い一車線の道路。
峠越え。
これが超すごい勾配でジェットコースター並。
曲がりくねった道が続く。
沢沿いを降りて行くと、海の気配がしてきた。
入江にある小さな漁村に出る。

友人の知り合いが住んでいるというので連絡を取り、会う。
話を聞くと、古事記に出てくるほどの歴史ある集落らしい。
先ずは神社にお参り。

別荘を探しに狭い路地を歩いて入っていく。
それらしい雰囲気の建物を発見。
古民家を改装したものだった。

なるほど、この狭い路地や古い家並みがつくる漁村のたたずまい、
こんな感じが気に入ってのことなのかと勝手に納得した。

入り江に流れ出る清流の小川沿いに小洒落たカフェがあった。
元郵便局を改装したもので、窓の下には小川が流れている。
昼間だけの短い営業時間のカフェ。
運よく営業中だった。
店内にはアンティークの家具も販売されている。
汗ばむような陽気だった今日、窓から入る風が心地良い。
堰を流れ落ちる川の音が聞こえてくる。

また来ることはないだろうなぁと思いながら、
小さな漁村に別れを告げた。

来た峠道はやめ、カフェで教えてもらった広い道路を通って帰る。











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